「言うこと聞きなさい!」「先生に従いなさい!」
昔は、学校の先生や親に従うことに理由はいりませんでしたが、最近はハラスメントになってしまう可能性があります。
従うと言うのはもはや古い価値観なのでしょうか?
聖書は、「子どもたちよ。両親に従いなさい」と言っています。
子どもたちよ、すべてのことについて両親に従いなさい。それは主に喜ばれることなのです。
聖書(コロサイ3:20)
ここでの子どもとは、文脈から成人する前のことをいいます。
なぜ、子どもは両親に従う必要があるのか?それは、「主に喜ばれるから」とあります。
これは、子どもにとって、ハードルが高い要求でしょうか?
いいえ。
意外に子どもの方が、
「神様がそういうなら、そうする」と素直だったりします。
問題は、子どもがなぜ、親に従うのか理由を教えられていないことです。
「理由なんていいから従いなさい」とか、「親だから従うのが当たり前だろ」ではなく、「神様が望まれるから」と言う理由で十分です。
子ども自身が神様が喜ばれることを自ら選択して行けるか、信仰においても自立することを学ぶ機会なのです。
また、「すべてのことについて」と言う条件があります。
もちろんこれは、親が罪を犯せと言っても従えと言っているのではありません。
しかし、自分には理解できない事であっても、親を尊敬し従順する大切さを強調しているのです。
ここでも、子どもの自立した信仰が求められています。
旧約聖書のモーセの十戒には、「あなたの父母を敬いなさい」という項目が、人を殺してはならないよりも前に来ます。
親に従えない人が、神に従うことは本来、ありえません。
親に従っていない時点で、神様の命令を無視しているからです。
どうでしょう。子どもの皆さん、
親を馬鹿にしたり、ひどい言葉を使ったり、無視したりしてはないでしょうか?
反抗期になれば、誰もが経験しますよね?
しかし、親に従うことを選びとりましょう。
なぜなら、それは神様に喜ばれることだからです。
もし、子どもをもつ親なら、子どもに聖書から「両親に従うことは神様に喜ばれることだ」と言うことをストレートに教えましょう。