今回は、赤ちゃんが産まれたときに儀式するの?「幼児洗礼ってどうなの?」
という疑問について、聖書にどのように書かれているのか説明していきます。
このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、少しディープな問題、
普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
洗礼を受けて2年の筆者みずきが、ゆうき牧師に質問をしていき
聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。
この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね!
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします。
赤ちゃんが産まれたら、儀式はあるの?
今日はどんな質問でしょうか?
クリスチャンって、赤ちゃんが産まれた時に、
何か教会で儀式みたいなものがあるんでしょうか?
今まで、私は見たことがないのですが…
世の中だと、仏教や神道とかで、なにか儀式がありそうな気がするんだけど、
クリスチャンとしては結論を言うと、ありません。
クリスチャンに、産まれたときの儀式はない
ただし、教会によっては次の二つのことをする場合があります。
一つ目は幼児洗礼。赤ちゃんに洗礼を授けることです。
しかし、幼児洗礼を支持する教会と、否定する教会があります。
カトリックとプロテスタントでも、結構分かれるところです。
幼児洗礼とは?
聖書を見ると、洗礼を受けるというのは
「イエス・キリストに対する信仰を告白した人」で、
幼児は自分で告白できないのですよね。
なので、僕はしなくてもいいと思っています。
もし幼児洗礼をするとしたら、親の信仰によるものですね。
親が、子供を神様に献げるというか
神様のものですよって、親として授ける。
ただその場合も、プロテスタントの教会では
幼児洗礼をしても、物心ついたときにもう一度受ける教会もあります。
それなら1回目は必要ないんじゃないか、という議論もあります。
私も、個人的にはそう思います。
私はクリスチャン一世で、自分で信仰告白してから
洗礼を受けたという経緯があるので、
自分が物心ついたときに「既にもう洗礼受けてるよ」って言われたら
「えっ?自分には決定権がないの?」て思ってしまうかもしれない。
そうだね。カトリックでは、名前が付いたりもしますね。
幼児洗礼ついてはさまざまな議論がありますので、
ここでは私からの一つの意見として、受け取ってくださいね。
献児式とは?
二つ目は、献児式です。子供を献げる式と書きます。
献児式というのは、両親たちが自分の子供を神様に献げる、
祝福を願う儀式です。これ幼児洗礼とは違います。
実際に聖書の中でも、例えばサムエルのように
母ハンナが「この子供をささげます」と胎にいる時から
神様に祈って、ささげられた子もいますね。
今もクリスチャンの親でそのように祈る人がいます。
ちなみに僕も、生まれる前から母親が祈っていたみたいです。
お腹にいる時から「この子をあなたに献げます」って。
実際にそれが影響していると思うんです。
自分が本当に危ない道というか、
全然クリスチャンの道とは別の方に行きそうになった時に
後ろから神様が引っ張っている感覚がありました。
「行くな」ってね。
その時に、何でだろうって神様に祈ったんですよ。
「神様からこんなに自分が離れていて、どうしようもない状態なのに
どうして僕を引っ張るんですか?」って。
そうしたら、神様は
「あなたの信仰じゃない、あなたの親の祈りだよ」
こういう風に僕に言ったんです。
僕はもう本当にそれに感動したし、納得しました。
そして嬉しかったですね。母親が自分のために祈ってくれてたのが。
母親の祈りに免じて、自分がどれだけ放蕩しそうになっても
神様は守ってくれる。
それは生まれた時から決まってたんですよね。
神様は真実だから、その約束破らないんです。
子供のために祈るのは非常に大切です。
なので、献児式というのは推奨されると僕は思います。
もちろん、無理やり献げる必要はありません。
ただし、献げられた子供は本当に祝福だと思います。
本当にそうですね。ゆうき先生のお母さんの話、とても感動しました。
子供としても、そのように祈ってくれていたというのは、嬉しいことですね。
これから自分に子供ができた時には、
子供のためにそのようにに祈りたいなと思います。
まとめ
Q「赤ちゃんが産まれたときに、何か儀式はするの? 幼児洗礼ってどうなの?」
A「赤ちゃんが産まれた時に必ずする儀式はありません。
しかし、教会や教団教派によっては幼児洗礼と献児式というものがあります。」
幼児洗礼とは、赤ちゃんに洗礼を授けることです。
もし幼児洗礼をするとしたら、親の信仰によるものですね。
しかし、幼児洗礼を支持する教会と、否定する教会があります。
カトリックとプロテスタントでも、結構分かれるところです。
献児式というのは、両親たちが自分の子供を神様に献げる、
祝福を願う儀式です。これ幼児洗礼とは違います。
実際に聖書の中でも、例えばサムエルのように
母ハンナが「この子供をささげます」と胎にいる時から
神様に祈って、ささげられた子もいますね。
今回は、幼児洗礼、献児式について話しましたが
牧師によって、教会によって、教団教派によって
本当に分かれてくるところだと思います。
もし、所属してる教会の先生がおっしゃることが
違う部分があっても、そこを尊重するというのも
クリスチャンとしての成熟した態度だと思います。
私の考えが全て正しいというわけでもないと思うので
あくまでも、僕が聖書から自分の考えを
今は発信しているということで留めて欲しいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。