キリストを信じることがはじめの一歩だとしたら、継続するための基準が必要です。
どこかの国にこんな落書きがあるそうです。
「人生はテストのようなものだ。それはテストにすぎない。もしこれが本番なら、 何をすべきか、どこへ行くべきかを教えてくれるマニュアルがあるはずだ」
幸いなことに、 私たちは人生を導くマニュアルを持っています。
それが聖書です。
委ねる決断をした人に、毎日もっと具体的に委ねる続けるように、基準や指針を与えてくれるものが聖書なのです。
聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
聖書(2テモテ3:16)
「聖書はすべて神の霊感によるもので」とは、ギリシャ語の原語を見ると「神が息を吹き込む」という意味があります。
書き記したのは、パウロなどの人間ですが、神の聖霊が働かれて書かれた完全なものであるということです。
つまり、神が私たちに語っていることばとして受け入れてよいということです。
聖書には4つのメリットがあると言います。
①教え→神を知る
神が喜ばれること、何が正しいのか、どう生きればよいかを教えてくれます。
②戒め→自分を知る
自分の何が正しくないのかを示してくれます。
③矯正→神に方向を変える
神が喜ぶことができるように修正してくれます。
④義の訓練→神に近づいていく
神の正しさの中で生活できるように成長させてくれます。
ただ、神に近づこうと、聖書をお勉強や修行のように利用するのは間違っています。
聖書を読めば読むほど、神の完全さを知り、自分の不完全さを知っていくからです。
なので、神に近くためには、神様の力なしでは不可能であることを悟るようになります。
だからこそ、聖書のことばを「人生の基準・指針として受け入れる」なら、もっと委ねるようになるのです。
人生のあらゆる分野で、毎日、神様に一切をお任せすることが最善であることを学ぶのです。
信じる決心をしても、聖書を読まない、学ばない人は、ほぼ間違いなく再び悪循環に戻ります。
それは、親から何も教えられていない子供が、学校にも行かず、大人になるようなものだからです。
今日から、聖書を読む習慣を作りましょう