悪口を言って相手を傷つけてしまった、嘘をついてごまかしてしまった、自分のミスのせいで人に迷惑をかけてしまった。
あるカウンセラーは、20年間で、いちばん問題になる感情がこの罪責感であることに気づいたそうです。
私なんかは、この罪責感を感じる自分すらも、責めてしまいそうですが、
聖書は、「罪責感は神様に委ねるサイン」だと言っています。
それがなければ、私は滅んでしまいます。とても手に負えない問題が、山積みなのですから。そのうえ、数えきれない罪に責め立てられ、恥じ入るばかりで顔を上げることもできません。身も心も縮み上がる思いです。
聖書(詩篇40:12 リビングバイブル訳)
プライドを捨てて、本当の自分を直視するなら、手に負えない問題が山積みであることに気づきます。
その時、この罪責感は、私たちを責めて、恥をもたらします。
人間には良心が備わっているので、悪いことをすると胸のランプが点灯するのです。
その時、胸がズキンズキン、嫌な気持ちになるのです。
罪悪感は「神様に顔を向けれない」という妨害になります。
人類の祖先アダムが罪を犯した時、最初にしたことは恥を感じ、神様から隠れたことでした。
しかし、自分を直視して、罪責感を感じた時にこそ、神さまに向かってくチャンスです。
なぜなら、神様は私たちの失敗や罪、恥を責めないからです。
その罪から来る責めや罰を2000年前に、十字架によって代わりに受けてくださったのです。
「こんな私が神様に頼っていいの?」
「過去にあんなことをしたのに、神様はなんとも思わないの?」
神が赦すことのできない罪など一つもありません。
神はあなたを赦し、あなたを助けたいと心から願っておられるのです。
罪責感という重荷ごとイエスさまに委ねましょう。
今日の祈り
神様、心がずきずきします。モヤモヤします。そのすべて罪責感をイエス様にお委ねします。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
【参考文献】回復への道 (リック ウォレン)2005/9/1