3つの隠れ自己否定①頑張り屋さんペテロパターン「もっと頑張らなくちゃと無理してませんか?」 (マタイ26:33)

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ついつい、頑張りすぎて疲れちゃうことありませんか?

完璧主義や燃え尽き症候群という形で現れることもあります。
僕はこのパターンに当てはまります。

「なぜ、そんなに頑張っているのでしょうか?」

頑張ること自体が悪いのではありません。
なぜ、頑張るのかが大事なのです。

頑張りが、人との比較、嫉妬や劣等感から来ているなら、それは今の自分への否定です。
そのままの自分では足りないと考えているからです。

 イエス様の12弟子のペテロは、他の弟子よりも、イエス様に認められるために、愛されるために、頑張っていたことがわかります。 

すると、ペテロがイエスに答えた。「たとえ皆があなたにつまずいても、私は決してつまずきません。」

聖書(マタイ26:33)

頑張って、イエス様に認められようとしたペテロは、大きな挫折感を味わうことになります。
十字架につけられるためにイエス様が連行された時、彼は恐ろしくなって、「私はイエスなんて男知りません!」と3回否定します。

ここからわかることは、自分の頑張りで神に認められることは無理だとだということです。
いや、むしろ不要であり、神様もそんなことを求めていないということです。

実際、ペテロが裏切ったのにもかかわらず、イエス様はペテロに変わらない愛を持って命じられます。

彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たちが愛する以上に、わたしを愛していますか。」ペテロは答えた。「はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの子羊を飼いなさい。」

聖書(ヨハネ21:15)

私の羊を飼いなさい。つまり、あなたを信頼し、あなたに私の弟子たちを導くリーダーとしての責任を与えようということです。
あえてペテロに「この人たちが愛する以上に、わたしを愛していますか」と聞くことで、人と比較するペテロの弱さを突いています。

私たちも、人と比較する必要はありません。
認められようと頑張る必要もありません。

むしろ、神様がすでに私たちを認めているからこそ、失敗しても変わらずに「私の子羊を飼いなさい」と重要な任務を任せてくださるのです。
神様から任せられた人は、プレッシャーよりも、単純に神様のために働きたい、神様の役に立てることを喜びにするのです。

今日の祈り 今日の祈り
神様、他人と比較せず、認められようと頑張るのではなく、すでに認められていることを喜びとしてあなたのために生きます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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