嬉しい経験をしたら、誰かに話したくなるのものです。
しかし、もし他の誰かが嬉しい経験をしたら、心から一緒に喜べるでしょうか?
喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。
聖書(ローマ人への手紙 12章15節)
悲しんでいる人や、失敗している人を励ますことは、実はそんなに難しくありません。
自分の立場が危ぶまれることはないからです。
もっと、難しいのは、喜んでいる人や成功している人を心から祝福することです。
なぜでしょうか?
それは、誰もが「妬み」「劣等感」「比較意識」を持っているからです。
「おめでとう!」と顔は笑っても心では、
「あいつ成功しやがって、くそお、俺も絶対成功してやる!」と思ってしまう弱さが私たちにはあります。
- 自分はうまくいかないのに、誰かが自分より先に結婚した。
- 自分はできないのに、友達に子供ができた。
- あいつは仕事もプライベートも絶強調に見える。俺はこんなんなのに。
では、「喜ぶ人とともに喜ぶ」には、どうすれば良いのでしょう?
先ほど読んだ聖書箇所の前に書いています。
兄弟愛をもって互いに愛し合い、互いに相手をすぐれた者として尊敬し合いなさい。
聖書(ローマ人への手紙 12章10節)
人を自分よりも優れていると思うのです.
そうすれば、嫉妬や妬み、比較から解放され、心から他の人の成功を喜ぶことができるようになります。
もし、あなたが成功したら、イエス・キリストは、「くそお!」というでしょうか?
絶対言いません。
今日の祈り
主よ、他の人の成功を喜べない自分がいます。謙遜になって相手を尊敬し、喜ぶ人とともに喜ぶ、同情心をください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。