兄弟姉妹って何?「なぜ教会では信徒同士で兄弟姉妹と呼ぶの?」

この記事は約3分で読めます。

はじめに

今日は、「兄弟姉妹とは何なのか?」について解説します。

教会では、信徒同士で太郎兄弟、花子姉妹というように呼びます。普通の人はあまり馴染みがないこの呼び方、なぜクリスチャンはするのでしょうか?

この記事を読めば、「兄弟姉妹とは何なのか?」という問いに対して明確に答えることができるようになります。

最近は、世の終わりについて聖書が何を言っているかだけにフォーカスを当てた聖書の終末預言シリーズ動画や、日常生活にすぐに適用できる3分の短い聖書のメッセージ動画をアップしています。「この世はこれからどうなるのか?」「聖書をもっと学んでみたいな」という方は、YouTubeのチャンネル登録をよろしくお願いします。

「兄弟姉妹とは何なのか?」一言で言うならば、兄弟姉妹とは、イエス・キリストの十字架の血によって繋がる家族同士という意味です。

神の家族

クリスチャンは信仰によって天の父である神との関係が回復され、神の子とされたというふうに考えます。なので、同じ信仰を持つ同志は、神の家族であるという認識を持ちます。一般的に、血縁関係は人間関係において一番強固なつながりである(現代社会はその感覚も崩れていってますが)と言われていますが、イエス・キリストの十字架の血によって繋がる血縁関係こそ、回復された家族のあり方であると聖書は教えています。

【聖書で使われている例】

すると、イエスは彼らに答えて「わたしの母、わたしの兄弟とはだれでしょうか」と言われた。そして、ご自分の周りに座っている人たちを見回して言われた。「ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟です。だれでも神のみこころを行う人、その人がわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」

聖書(マルコ3:33~35)

こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でもな寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。

聖書(エペソ2:19)

【身近な例】

あるクリスチャンの女性が、友人を初めて教会に連れて行った帰り、真剣な顔で「お前、兄弟何人いるの?」と聞かれたという笑い話もあります。

【教会での使用例】

教会内では、もちろん「~さん」と呼び合うこともあります。ただ、公の場ではやはり「~兄弟」「~姉妹」と呼ぶことが多いです。また、文章では「~兄(あに)」や「~姉(あね)」と省略して書くこともあります。そういえば、年上だから「兄」、年下だから「弟」とはならないですね。英語の「brother」のような感覚でしょうね。

まとめ

「兄弟姉妹とは何なのか?」一言で言うならば、兄弟姉妹とは、イエス・キリストの十字架の血によって繋がる家族同士という意味です。

 教会内では、「~兄弟」「~姉妹」と呼ぶことが多いので、兄弟が多い人なんだと勘違いしてしまう可能性がある。

聖書理解に役立つ3大特典を無料でプレゼント中!↓
友だち追加
この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

ゆうき牧師をフォローする
🔰キリスト教用語解説✝️
ゆうき牧師をフォローする
タイトルとURLをコピーしました