バイブルライフコーチングとは、
- バイブル(聖書)の真理を
- ライフ(実生活)に適用できるように
- コーチング(導く)ことです。
仕事、家庭、将来、人間関係など人生のあらゆる問題の解決や、答えを聖書から探ります。
なぜ、バイブル?
すべての答えは聖書にあるからです。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」
イエスのことば(ヨハネの福音書14:6)
聖書は世界一のベストセラー(ギネス公認)
発行総数は世界最多の約3880億冊、翻訳言語数も世界最多の2798言語であり、歴史上ダントツで読まれています。現在も1年間で約6億冊が発行されており、この記録が抜かれることはないでしょう。
※ちなみに、2位:毛沢東語録(8億2,000万部)、3位:ハリー・ポッターシリーズ(4億部)(参考:10 Most Read Books In The World(世界で読まれている10冊の本)
聖書は66巻で構成されており、大きく「旧約聖書」と「新約聖書」に分かれています。キリスト教は両方を聖典としていますが、ユダヤ教やイスラム教は、旧約聖書を聖典としています。
信者数が、キリスト教が約20億人、イスラム教が約11億9,000万人、ユダヤ教が約1,400万人であることを考えると、世界人口70億の約半数が聖書を読んでいると言う計算になります(出典:『朝日新聞データ年鑑ジャパン・アルマナック2006』)。
ここまで多くの人に読まれているからこそ、グローバル化する世界において、中東情勢の理解やビジネスのために聖書を教養として学ぶ必要性はさらに高まるでしょう。
聖書は神様によって書かれた
誰が聖書を書いたのでしょうか?
聖書は、様々な背景や職業の人たちによって書かれてきました。宗教家は多くなく、漁師、医者、実業家、政治家や王など、さまざまな人たちが書きました。
しかし、聖書には不思議な統一性があり、バラバラに見えるようで一貫したメッセージが書かれています。
なぜでしょうか?
それは、聖書は神様によって書かれたものであるからです。
聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
聖書(2テモテ3:16)
「神の霊感による」と訳されているギリシャ語の原語は「セオプニューストス」といい、「神の息が吹き込まれている」という意味です。つまり、聖書は著者たちを通して、神様が書いたものと言えるのです。
なぜ、聖書はこれほどまでに人々に読まれてきたのでしょうか?
それは、聖書には私たちの人生を変えるメッセージが書かれているからです。
なぜ、ライフ?
誰もが人生の悩みをもっているからです。すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
イエスのことば(マタイの福音書 11:28)
人生の悩みの90%は人間関係
□ 不満
□ 恐れ
□ 絶望
□ 恥
□ 空しさ
□ 悲しみ
□ 失望
□ 不安
□ 自己中心
□ 孤独
□ 依存症
□ うつ状態
□ 死への恐れ
□ 欠乏感
□ 恨み
□ 拒絶の痛み
□ 罪責感
□ ストレス
□ 低い自尊心
□ 自殺願望
□ 仕事の問題
□ 家庭の問題
□ 健康の問題
心理学者のアルフレッド・アドラーは私たちの悩みの9割は人間関係であると言いました。
確かに、上のリストを見る限り、人間関係が原因である悩みが大半です。
人間関係を円滑にするには、小手先のテクニックだけでは限界があります。
人間関係の悩みを解決するには、2つのことが必要です。
1. 神様に愛されていることを受け入れること。
2. その愛によって、人々を愛すること。
誰もが「そのままの自分を愛して欲しい」という願望をもっています。
それを人間に求めすぎてしまうと、失望や裏切りを経験します。
しかし、聖書は「そのままの自分を完全に愛してくれる」存在がいると言っています。
それは、私たちにいのちの息を吹き込まれた神様です。
人生の土台は「神に愛されていること」を信じること
それは「神はあなたを愛している」ということです。
聖書は神様と私たちの関係は罪によって壊れていると言っています。
その罪の問題を解決したのが、イエス・キリストの十字架です。
また、十字架は、私たち人間同士の関係にも回復を与えます。
「神様に愛されている」という事実を受け入れるならば、適切なセルフイメージが回復し、私たちはお互いに愛し合うことが可能になります。神様はこの人もいのちをかけて愛してくださっているということがわかるからです。
つまり、聖書の真理を受け入れるならば、私たちの人生の悩みは解決し、実生活に変化があらわれるのです。
なぜ、コーチング?
正しいことがわかっても実行することは難しいからです。また、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人にたとえることができます。
イエスのことば(マタイの福音書 7:26 )
コーチングは適用するための技術
「神は私を愛している」そう信じていても、困難がやってきたとき、「本当だろうか?」と不安になるのが私たちです。
「神が愛しているあの人を私も愛そう」と思っても、その人の言動に傷ついたり、失望したりするときが多々あります。
社会心理学者のエーリッヒ・フロムはこう言いました。
愛は技術だろうか。技術だとしたら、知識と努力が必要だ。
エーリッヒ・フロム
Is love an art? Then it requires knowledge and effort.
この人を何があっても愛するという意志は大切です。しかし、愛は具体的な行動を通して、相手に伝わります。
マタイの福音書には、イエス様が語られた「山上の垂訓」という説教があります。
実に、その90%が生き方について、つまり適用について語られています。
つまり、イエス様は、旧約聖書の内容を知識としてよく知っている人々に向けて、「その教えをどうやって実生活に適用するか?」ということに焦点を当てて語られたのです。
コーチングは自主性を尊重する
「聖書の真理」をどうやって、自分の実生活に適用すればよいだろうか?
このことが大事なのです。
バイブルライフコーチングは、一般的なコーチングとは少し異なる点があります。
それは、コーチングは「答えはその人の中にある」ということを土台としています。
一方、バイブルライフコーチングは「答えは聖書にある」ということを前提とします。
しかし、コーチングの手法を適用する理由は、「それをどうやって適用するか」という自由と責任は各人に委ねられているからです。
聖書も、強制ではなく、自発性を重じているからです。
スポーツの世界でコーチがいることが当たり前のように、スティーブ・ジョブズやラリー・ペイジ、ジェフ・ベゾスなど世界の経営者はみなコーチングを受けています。
コーチングを通して、自分を「変えたい」方はこちらもご覧ください。