銀行員のとき、帰りやすい時と、帰りづらい時がありました。
違いは、上司が先に帰っていれば帰りやすい。
上司がまだ仕事をしていれば、何とも帰りづらい。
「お手伝いできることはありますか?」と聞くのが当たり前で、自分の仕事だけ片付けてすぐに帰っていれば「あいつは自分勝手だ」という噂になるからです。
聖書は、みんなが休めるように、まずあなたが休みなさいと言っています。
七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはいかなる仕事もしてはならない。あなたも、あなたの息子や娘も、それにあなたの男奴隷や女奴隷、牛、ろば、いかなる家畜も、また、あなたの町囲みの中にいる寄留者も。そうすれば、あなたの男奴隷や女奴隷が、あなたと同じように休むことができる。
聖書(箴言 27:10)
聖書は奴隷制を認めてはいませんでしたが、当時の文化は奴隷がいました。
奴隷は休む権利がありません。
主人は当たり前に思います。
「奴隷にはできるだけ多く働いてもらいたい」
しかし、聖書は奴隷であっても人間の尊厳を大切にしています。
主人であるあなたがまず休みなさい。
そうしないと、あなたの下で働く全ての人が休めないじゃないか。
3000年以上も前に書かれた聖書が現代の残業問題にメスを入れてるのが面白いですね。
労働にはキリがありません。
もし、私たちが上司の立場なら、率先して早帰りや休みをとっていきたいですね。
今日の祈り
神様、周りの人が休めるように配慮する心をください。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。