映画『ビリギャル』の主人公さやかの弟りゅうたのストーリーが印象的でした。
プロ野球選手になるという父親の夢を託され、暴力ありのスパルタ教育を受けていましたが、突如「野球はもうたくさんなんだよ」とブチぎれて部活をやめます。
このように、子供が親の夢を実現する道具になっているケースは少なくありません。
聖書は、子供は親の所有物ではないと言っています。
見よ、子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬。
聖書(詩篇 127:3)
主の賜物とは、神様からの贈り物という意味です。
つまり、子供は、偶然の産物でもなく、親の所有物でもないということです。
子どもは成長していく上で、3つの反抗期を通過します。
2~3歳頃に見られる第一次反抗期、中学生ごろの第二次反抗期、小学校低学年~中学年の中間反抗期です。
なぜ、反抗期があるのでしょうか?
それは、親が「子供は、自分とは異なる人格を持つ存在である」ということを理解するためです。
親が子離れするタイミングとも言えます。
反抗する子をわがままだとして、ねじ伏せようとするのではなく、子が自分の意思を表すことに対して慎重に受けとめることに心を向けるのです。
私が親に感謝意しているのは、反抗期に話を真剣に聞いてくれたこと、そしてやりたいことにチャレンジさせてくれたことです。
失敗を多くしましたが、自分の行動に責任をとるということを学べました。
子供自身が神様に与えられた自分の人生を歩めるように助ける存在になりましょう。
今日の祈り
神様、子供の反抗期を通して、子供は神様のものであることを学ぶことができて感謝します。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。