「忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス」という本に、5~6才時点で父親の育児参加が平均点以上だった家と、平均点以下であった家を比較したデータが載っています。
その調査結果によると、子どもが10才になった時点で「自分は生きていてもしかたがないと思う」と答えた子どもの割合が、平均点以上の家は6.8%、平均点以下の家は18.5%。
「自分は独りぼっちの気がする」と答えた子どもは、平均点以上の家が15.9%、平均点以下の家は30.8%でした。
つまり、父親の積極的な育児が子供に良い影響を与えるということです。
育児参加が平均点以上の例としては、休日は積極的に子どもとお出かけをすること、子どもをお風呂に入れること、子どものおむつをかえることなどがあります。
聖書は、天の父なる神は私たちを子どもとして積極的に育てられると言っています。
天よ、聞け。地も耳を傾けよ。主が語られるからだ。「子どもたちはわたしが育てて、大きくした。しかし、彼らはわたしに背いた。
聖書(イザヤ 1:2)
たとえ父親不在でも、父なる神の存在を受け入れるならば、私たちを育て、大きくされる神様からの愛をたっぷり受けることができます。
神は目に見えなくても、存在しています。
無関心で遠くにおられる神ではなく、いつも私たちを愛の眼差しで見ておられます。
わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
聖書(イザヤ 43:4前半)
もちろん、見ているだけではなく、私たちの実生活にも積極的に関与されます。
聖書の他の箇所には神が養ってくれるので、衣食住のことで過度に心配しなくてよいと書いています。
私自身、幼少期に父親が不在のことが多く、小学5年生のときに両親が離婚しています。
しかし、母がクリスチャンであって、天の父なる神への信仰を持つことを教えてくれたので、本当に助けられました。
短い時間でそれを伝えるのは難しいですが、地上の父親の不在を、補ってくれて育ててくれたと実感しています。
ただ、ここで必要なのは、完璧な父親として自分を見てくれて、導いてくれると信じることです。
そうすれば、必ず目に見えない父なる神があなたを愛しておられ、導いてくれることを体験するでしょう。