10年後には、現在ある半分もの職業が、AIが代わりになるといわれています。
AIに代替されない職種は、 営業職、カウンセラー、教師や弁護士など「対人能力」が求められる仕事です。
その中でも成功していく人は、聖書が大事にしている「相手の心に寄り添える人」です。
最後に言います。みな、一つ思いになり、同情し合い、兄弟愛を示し、心の優しい人となり、謙虚でありなさい。
聖書(1ペテロ3:8)
「心を一つにし」は相手の心を知性と感性両方で理解するという意味です。
「同情し合い」は「ともに苦しみを受ける」という心からの共感のこと。
これらの共通点は、ほとんどが非言語コミュニケーションであることです。
メラビアンの法則によると、人がコミュニケーションを取るとき、発する言葉や内容の「言語情報」から7%、声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの「聴覚情報」から38%、相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」から55%の情報を受けるそうです。
つまり、言葉の内容よりも、ジェスチャーなどの雰囲気(非言語)によって、私たちはコミュニケーションをとっているということです。
例えば、LINEの文字だけでコミュニケーションすると、誤解を生みやすいのはこのためです。
実際に会う時は、非言語コミュニケーション(言語以外の93%)で相手の感情を読み取っているからです。
AIは、この非言語コミュニケーションが苦手です。
なので、これからロボットでは感じ取れない「愛情」や「関心」などの心に寄り添えるコミュニケーションの需要は高まっていくのです。
そのためにはテクニックよりも、本当の愛が必要です。
本当の愛は人間だけが霊によって繋がることのできる神様から与えられるのです。
今日の祈り
神様、人間らしい心を見失わずに、他の人に心から寄り添える愛を与えてください。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。