グループから隔離するだけで、実験用のラットのストレスホルモンは活性化することがわかりました。
人も同じで、孤立するときに、強力なストレスを感じます。
孤独は生存を脅かすからです。
聖書は、集まるのをやめないで、励ましあいなさいと言っています。
ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。
聖書(ヘブル 10:25)
風邪を引いていても、無理やり集まりなさいという意味ではありません。
愛からくる配慮は、グループに不可欠です。
ここでは、「俺は誰の助けもいらない」という態度ではいけないと言っているのです。
大きな雑貨店で働いているある女性の話です。
クリスマスの繁忙時、風邪をひいてほとんど声が出なくなったそうですが、頑張って働いていました。
閉店の時間が近づいてきたとき、老夫婦がレジの列にやってきました。
二人はこれからあるファミレスに行くので、その話で盛り上がりました。
するとご主人が、「何かほしいものがある?」と聞いてきました。
冗談のつもりで、「ミートローフとインゲンの炒め物とスイートティーが食べたいな」と言いました。
20分後、老夫婦が手にファミレスの袋を下げて、店に戻ってきました。
奥さんが「メリー・クリスマス」とささやき、冗談で話した食べ物を渡してくれました。
その場で軽く涙ぐんでしまうほど、嬉しかったそうです。
順調なときは良いかもしれません。
しかし、大変なときにこそ、励まし合う存在が必要です。
人はひとりでは生きていけないからです。
今日の祈り
神様、私たちには励ましあう仲間が必要です。そのような仲間が与えられますように。
イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。