「あなたの周りの5人の平均があなたである」
アメリカの有名な起業家ジムローンはこう言いました。
聖書は、愚かな者と友になってはいけないと言っています。
知恵のある者とともに歩む者は知恵を得る。愚かな者の友となる者は害を受ける。
聖書(箴言13:20)
聖書の箴言という書は、1章から最後の31章まで、反復的に「選択」について教えています。
悪い友と良い友、知恵のある女と愚かな女をよく選ぶことについて語ります。
父の子に対する教えという流れで、子に正しい選択ができる知恵を与え、子が自分で正しい選択ができるよう助けます。
選択は子の役割であり、その選択に伴う責任も子自身が負わなければなりません。
他にも箴言では、
- 唇を開く者とは交わるな。 聖書(箴言20:19)
- 怒りっぽい者と交わるな。 聖書(箴言22:24)
- 大酒飲みや、 肉を貪り食う者と交わるな。聖書(箴言23:20
- 放蕩する者と交わる者は、父に恥をかかせる。聖書(箴言 28:7)
- 遊女と交わる者は、財産を滅ぼす。聖書(箴言29:3)
と言っています。
なぜでしょうか?
それは冒頭の5人の法則のように、私たちは付き合う人の悪い影響をモロに受けるからです。
いつも不平不満を口にしたり、人の悪口を言ったりしている人といると、自分も同じようにネガティブなことを口にしやすくなります。
そうした言動は人間関係のトラブルの種となりますので、箴言のいうように害を受けることになります。
そういう人と交わるなって、差別じゃないのか?
「逆にとことん付き合って、良い影響を与えていくんだ」と愛を持って、接して行く覚悟があるならいいと思います。
しかし、悪い影響を受けやすくなるというリスクは考えた方が良さそうです。
今日の祈り
神様、知恵を持って付き合う人を選べますように。同時に、差別の心ではなく愛を持って接していけますように。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。