メンタリストのDaigoさんは、「1対1の時に『友達だからはっきり言うけれど、最近◯◯なところよくないと思うよ』とか言いにくいこともぐさっと言ってくれるような友達を大事にしましょう」と言っています。
聖書も、その人を思って忠告や助言をすることはよいことだと言っています。
あからさまに責めるのは、ひそかに愛するより良い。
聖書(箴言 27:5)
本当に友を愛するならば間違いに対して、真心から忠告と助言をします。
真の友とは、うわべだけの慰めや聞き心地の良いことばだけを言う人ではありません。
「でも、言いたくないことを言うのは嫌だな。相手は傷ついちゃうんじゃないだろうか…」と思いますよね?
その気持ちが、実はとても大切です。
シカゴ大学の研究によると、罪悪感を感じやすい人は信頼できる人だそうです。
悪いところを指摘する時も、罪悪感を感じながら言います。
それでも、指摘してくれるということは、本当にあなたのことを思っている証拠なのです。
確かに 「あからさまに責めるのは、ひそかに愛するより良い」 ということは理解できますね。
一つ注意点があります。
実は、聖書は「あからさまに責める」のを推奨しているわけではありません。
「ひそかに愛することよりもずっとマシだ」ということを強調するためのヘブル語特有の誇張表現です。
人のミスをみんなの前で指摘するのは、その人に恥をかかせるだけです。
どうやって助言するのがよいのか?
①一対一で
②相手の気持ちを考えて
③真心を持って伝える
これを気をつければ、助言は良い人間関係にプラスに働きます。
今日の祈り
神様、嫌なところを愛をもって指摘しあっても、関係が壊れない本当の友達ができますように。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。