今日は、クリスチャンは、家に仏壇のような何か置くものはあるの？買わなければいけないものは？
「家に置いちゃダメなものは？」という疑問について、聖書にどのように書かれているのか
説明していきます。
このクリスチャンQ＆Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、
少しディープな問題、普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
洗礼を受けて2年の筆者みずきが、ゆうき牧師に質問をしていき
聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。
この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね！
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします。
クリスチャンは、家に置くもの、買うものあるの？
今回は、キリスト教（プロテスタント）では、
家に何か仏壇のような置くものがあるのか？
「信じます」となった時に、何か買わなきゃいけないものがあるのか？
という疑問です。
例えば仏教だったら、仏壇は買う必要がありそうですね。
仏壇とか仏具とか、色々あると思うけれど、高いですよね。
使われているものによって、色んな値段の幅もあるようです。
私の友達で、もともとクリスチャンではなかった子で
「仏壇が家にあるんだけど、どうしたらいいと思う？」
と相談されたことがあって、私も分からなくて。
そのもの自体には、もう意味は感じないけど、その子からすると
ちょっと気持ちが悪いんだと話してくれました。
霊的なものというか、何かを感じている自分も嫌だし、
だからと言って壊すのも、ちょっと怖いって気持ち。
祟りがとか、罰が下るとか、そういう気持ちになるんだろうなと思いました。
そうですね。
クリスチャン（プロテスタント）は、
家に仏像のような、何か置くものがあるのか？
買わないといけないものがあるのか？
という疑問に対して、結論は「ありません」
置くもの、買うもの「ありません」
クリスチャンは、ないですね。
壺とか買わされませんので！
もし教会で壺などを買わされそうになったりとかしたら
その教会は、本当にキリスト教（プロテスタント）なのか？
新興宗教、カルトの可能性がありますので、ちょっと注意してください。
献金について
ただ、教会への「献金」は、聖書に書かれています。
そこは牧師からも話すことがありますので、
「金を要求された！」と思わないでください。
教会というのは、運営は献金によって成り立っている部分もあります。
聖書の中でも、神さまに献げるという手段として
教会への献金という箇所はありますので、そこは聖書的です。
ただ、強制はされないと思います。
僕は、自分からすすんでで収入の一部を献げるのはいいと思いますけれども
もし強制されて嫌だと思うんだったら、しなければいい話です。
献金しないとクリスチャンになれない、ということはありません。
それは自由意志ということです。
飾りやアクセサリーについて
カトリックだと、ロザリオとかマリア像を飾ることがあるというのは
調べたら出てきました。
僕もカトリックの方に聞いてみたい部分があります。
理由があると思うんですが、プロテスタントではそれはしないし
歴史の中では、像を作ること自体が偶像礼拝に繋がっているという解釈もありますので。
あとは、イエス・キリストの絵を飾る人はプロテスタントでもいますね。
僕が神学校で習ったのは、厳密に言うと、十戒には偶像礼拝があり
神の像をつくること自体が偶像礼拝となると。
イエスさまの顔、僕ら想像できないですよね？
できないです！ 実際にイエス様を見たことないですよね。
そうなんです。見たことないものを作り出してしまう、
つまりイメージとして像を作るというのは
厳密にいうと、あまり信仰的には良くないんじゃないか？と考えたりもします。
ただ、絵とか十字架のネックレスとかありますよね。
十字架を飾ってる海外のおうちとかも結構ありますよね。
教会にも十字架があるし。
偶像にならなければ良いのでは、と思います。
「偶像として置いてないでしょ？」と僕は思ってます。
家に仏壇などがあって困っている場合
では、仏壇などがすでに家にあった場合、どうしたらいいと思いますか？
私、個人の考えとしては
イエス・キリストを私は信じますって、信仰があるのであれば
仏壇そのもの自体に、もう意味は感じないんじゃないかな、と思います。
ただ、そこに何か恐れとか、嫌だなっていう気持ちを抱くこともあると思います。
家にあれば毎日見るものでもあるし、苦しいだろうなと。
処理に困っている場合は、教会の牧師先生に相談してみて
処理の方法があるのかとか、聞いてみたらいいのかなと思います。
実は、けっこう相談されるんですよ。
YouTubeのコメントとかでも、仏壇どうすればいいですか？ という質問が来たりします。
パターンが2つあって、
一つは、自分個人で何とかできる場合
もう一つは、同居の家族が所有している場合です。
自分個人で所有しているけれど、
どう処理していいのか分からないということであれば
教会の牧師に相談していただいて、
牧師が祈って処理してくれるというのはあります。
やはり、霊的なものなんですよね。
色んな先生から話を聞くと、それを壊す時に体が傷ついたりとか
トラブルが起きたりとか、霊的な攻撃みたいのもあるようです。
拝んでいた対象だから、サタン、悪霊が働いていた可能性もあるので
そこは慎重に行く必要があります。
家族が持っている場合というのは、
いきなり自分が必要ないからと言って壊したりすると
逆に証にならなくなっちゃいますよね。
クリスチャンってそういうことするんだ、横暴だ、みたいに思われてしまいそう。
そうですね。家族が大事にして、
家族が拝んでいても、それはあなたの責任ではないです。
それは、彼らの行為を認めているわけでなく
ただ、その人がそう信じてるんだったら
自分はそれに対して介入する必要はない、という意味です。
もし自分が同じ空間に仏壇があるのが凄く嫌な場合、家族に相談する必要があります。
こういう理由で自分は嫌なので、例えば「仏壇は違うところに置いてくれない？」とかね。
もしかしたら、
「そんなに苦しいんだったらこれは、お寺とか神社に
引き取ってもらおうか」みたいな話になる可能性だってあります。
ただ、お寺や神社だと、引き取りにお金が結構かかると僕は聞きました。
家族の場合は、ちゃんと相談して
どうしても難しいっていうなら
神さまに祈っていく、自分の中ではしっかり信仰を持っていく
というふうにするしかないのかな。
みずきさんがおっしゃっていたとおり、
家族への証にならないですよね。
別の宗教の信仰がある家族に対して、それを否定しまくって
自分が正しいみたいな伝え方は
イエス様だったら、そういう方法は取らないだろうなと思います。
ただ、とりなしは必要ですよね。
救われて欲しいって思うのも必要だし
私はそれは信じないと、はっきり言っても全然いいと思います。
ただ、それを信じるのはやめなさいっていうとこまでは、行かなくてもいいかな。
まとめ
Q 「クリスチャンは、家に仏壇のような何か置くものはあるの？
買わなければいけないものは？」
A「祭壇のような置くものや、買わなければならないものは、ありません。
ただし、献金については聖書に書かれています。」
クリスチャン（プロテスタント）には仏壇のような、家に置く祭壇などはありません。
また、像を作ることは偶像礼拝になりますので、像も置きません。
買わなきゃいけないものも、ありません。
教会での献金は、神さまに献げるものとして聖書に書かれていますが
本人が感じてするものであって、強制されてするものではありません。
何か買わされそうになった場合は、プロテスタントとは違う可能性があります。
そういった新興宗教もあるので、注意が必要です。
自宅に仏壇などがあって処理に困っている場合は
所属している教会の牧師先生に、相談してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。
