このクリスチャンQ＆Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、少しディープな問題、
普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
札幌ガーデンチャーチ洗礼者第一号の、吉田こうきさんから
ゆうき牧師に質問をしていき、聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。
この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね！
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします！
本日も、ゆうき牧師に素朴な疑問を投げかけ、聖書ではどのように言われているのか、
教えて頂こうと思います！
聖職者による性的虐待
何年か前にすごい話題になりましたけど
ヨーロッパの方の聖職者
いわゆるキリスト教の司祭みたいな先生方、
司祭の人たちが性的虐待をしているというニュースが出て
それを聞いた時、結構ショックでした。
映画化もされましたよね。それだけショックなことですよね。
聖職者は、教会や修道院でめちゃめちゃ偉い、
尊敬されて指導する立場で、キリスト教を深く学んでいる人なのに
その弟子の子供の男の子を虐待してたっていうのって
何を一体学んでいるのか？
何が聖職者なのか？ と思っていました。
なるほどね。今も思っていますか？
今はですね、やっぱり聖職者といえども人間で罪があるので、
罪があるからこそクリスチャンになるんだよなと、思っています。
聖職者であっても、人間だから罪がある
僕は営業マンですので、自分の仕事で例え話をすると
高い目標を持って仕事をしている人が
目標に到達できなかった場合と、
なんの目標も持たずにのんべんだらりと仕事した人と、
どちらが高くなっていくかというと前者だと思っています。
でも前者は高い目標を掲げていたが故に
「目標に到達していない」
ということを周囲から非難されたりしますよね。
高い基準、つまり聖職者を志してやっているからこそ
その中で失敗が少しはあっても
目指している部分はいいことなのかなって、思いながらも・・・
でもちょっと罪、大きすぎないか！？と思うんですが。
どうなんでしょうか？
それなら、無神論者の方がマシ？
それなら無神論者の方が、マシなんじゃないの？と思いますか？
信仰が無い人で、性的虐待を子供にしている人もいますよね。
でも信仰していても、する人がいる。
だったら、信仰する意味ってあるんでしょうか？
なるほど。
結論を言うと、「聖職者は、聖人ではない」ってことですね。
信仰していない人で性的虐待している人ってとても多いですよね。
でも、聖職者は特質してニュースになりやすいです。
もちろんニュースにならずに、影に隠れているケースもあると思います。
牧師だってそういったニュースがあるんです。
でも、だからといって信じない方がマシか？というと
おそらく、同じくらいの確率にはなります。
そもそも聖職者が性的虐待をしているってことは
非常に僕は悲しいですが、
そういう人が現れるってことは避けられないことかもしれません。
僕が勉強不足で申し訳ないですが
カトリックの方が、こういったニュースは多い気がしています。
（もっと詳しい方がいたら、教えてください）
なぜか？
カトリックは司教は結婚ができません。修道院に入るケースも多いです。
しかし、人間ですから性的欲求はありますよね。
でも女性は周りにいない。身近にいるのは同性だけ・・・
そこで思考が歪んでしまうのか、男の子だったら・・・となってしまうのかもしれません。
なぜこんなことを言うかと言うと、
このようなことが書かれた論文を読んだことがあるからです。
でも、パウロが聖書で言っているのは
誰もが独身としての召しを受けるわけではないから
もし性的欲求を処理できないのならば結婚しなさいって言ってます。
本来聖書では、結婚した間の性的な関係は尊いものとされています。
なるほど。
じゃあ、どうすればよかったんですかね？
もう、その人次第ですよね。
聖書の中に、人を導く人は責任が重いと書いてあります。
聖職者も人間。しかし、その責任が重いのも事実。
特に聖書を教える人は、二倍の尊敬を受けなさいと書かれるくらい
尊い働きなんですが、それだけ責任も伴うということですよね。
聖職者が罪を犯した時のインパクトって、かなり大きいですよね。
ノンクリスチャンも、悪いイメージを持ってしまいます。
イエス・キリストの名に傷がつくんですよね。
ある意味、聖職者は模範ですよね。
でも、人間なので完璧な模範はいません。
聖職者、牧師もそうです。
本当の完璧な模範は、イエス・キリストであって
そのイエス・キリストに頼って生きる姿が模範なんですよね。
聖職者、牧師にも間違っている部分や不安定、欠けた部分があります。
でも、神のために一生懸命に働いている、信仰を持って生きている。
聖書に出てくるアダムやパウロ、ダビデ、アブラハム・・・
みんな罪を犯したエピソードが書かれています。みんな欠けだらけなんです。
人はみんな、欠けだらけ！
確かに、聖書に出てきてるけど、みんな欠けだらけですね。
そうなんですよね。
あと一つ、大切なことは
聖職者のために祈らないといけないです。
プレッシャーも多いです。「模範にならなければ」と常に思いますからね。
そうですよね、聖職者のために僕も祈ります。
まとめ
Q「聖職者が性的虐待をするって、ひどくないですか？無神論者の方がマシなのでは？」
A「もちろん性的虐待は罪です。しかし聖職者も人間であって、完全ではありません。
悔い改めが必要です。でも、プレッシャーも多い立場です。
皆さんで聖職者のためにも祈りましょう。」
聖職者といえども、聖書に出てくる人たちも欠けがあって
だからこそイエス・キリストの十字架を知って悔い改める。
無神論者の方がいいとか、そう言うことではなく
どんなに欠けがあったとしても
イエス様を信じている人は赦されるということ、
聖職者も悔い改めるならば、もう一度チャレンジができるということが大切です。
それは聖職者でも、信徒でも同じです。
また、聖職者は模範になろうとプレッシャーも多い立場です。
もちろん性的虐待は罪ですが、皆さんで、聖職者のためにも祈っていきましょう。
これからも、このようにちょっとディープな話であっても
Q&Aで答えていきたいと思います。
もし、こういうことにも疑問があるとか
答えてほしい、話してほしいということがあればコメント欄でお知らせください。
動画を通して答えていきたいと思います。
また次回お会いしましょう！
ここまで読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。
