悲しい経験を誰かに分かち合って、一番嫌なことは何でしょう?
頼んでもいないのに、考えやアドバイスを押し付けられたときです。
周りに悲しんでいる人がいたら、聖書はどうすれば良いと言っているでしょうか?
聖書は、「泣いている人とともに泣きなさい」と言っています。喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。
聖書(ローマ人への手紙 12章15節)
頭で判断し、彼らの問題を分析する前に、まず、心から共感することが必要だということです。
そのような人の存在は、重荷を軽くし、立ち直る力を与えるからです。
私は2010年に4歳上の姉を天に送りました。その時、一番ありがたかったのは、何も言わずにずっと横にいてくれた友だち。
そのままの気持ちを聞いてくれた人たちです。
また、自分が悲しい経験をしたからこそ、同じように家族を失った人の気持ちに同情することができます。
このように、私たちの涙であっても、他の人を励ますために、神様は用いることができるのです。
職場に、悲しんでいる人はいませんか?必要なのは、その人の横に座り、心から一緒に泣くことです。
「いやいや、自分にはそんな同情心ないよ」と思いますか?私たちは完全に人に同情はできません。
しかし、完全に同情できるお方がいるのです。
それは、十字架にかかって苦しまれたイエスキリストです。
私たちが、悲しんでいる人とともにいるとき、イエス様がともに聞いてくれていることを信じましょう。
今日の祈り
主よ、私たちの悲しい経験を必要な人がいることを知りました。周りにいる悲しくて心が泣いている人に同情できる心をください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。