人類が生まれるための12の偶然」という本には、この世に人間が誕生するまでに起こった数多くの偶然の中から、12の偶然が説明されています。
偶然1
宇宙を決定する「自然定数」が、現在の値になったこと
偶然2
太陽の大きさが大きすぎなかったこと
偶然3
太陽からの距離が適切なものだったこと
偶然4
巨大隕石の衝突を防いでいた木星、土星という二つの巨大惑星があったこと。三つでも、一つでもダメ。
偶然5
月という衛星の存在が地球の自転の速さを遅くしてくれた地球のそばをまわっていたこと
偶然6
地球が適度な大きさであったこと
偶然7
二酸化炭素を必要に応じて減らすため、地球の温度上昇を防ぐ仕組みがあったこと
偶然8
銀河宇宙線や太陽風などの危険な放射線を防ぐ地磁気が存在していたこと
偶然9
オゾン層が誕生したこと
偶然10
地球に豊富な液体が存在したこと
偶然11
地球に生物の大絶滅が何度も起きたこと
偶然12
人類が定住と農業を始める時期に、温暖で安定した気候となったこと
これらが本当に全て偶然なら、ものすごい確率ですね。
みなさんはこれらが本当に偶然であると信じますか?
聖書は、神がこの世を意志や計画性を持って、創られたと言っています。
神の、目に見えない性質、すなわち神の永遠の力と神性は、世界が創造されたときから被造物を通して知られ、はっきりと認められるので、彼らに弁解の余地はありません。
聖書(ローマ1:20)
被造物とは、神様が造った全てのものをいいます。
つまり、私たち人類を含む、神様以外のもの全てです。
被造物を見るならば、どう考えても、意志と計画性を持って創られた神という存在がいることは明らかであり、
私たちが「神などいない」と弁解する余地がないということです。
私たちが、DIYで木製の椅子を作ったとします。
計画を持って作ったので、デザインも気に入っているし、座り心地も最高です。
それを頭の良い友達に見せたら、なんと「科学的に検証すると、これは偶然に出来たものだね」と言いました。
確率的には、0.000000000000001%だねと。
ちなみにこれは、宇宙が始まって1秒後、適当に宇宙のエネルギーを選んだときにちゃんと地球が出来る宇宙になる確率らしいです。
みなさんは、この友達の「DIYの椅子が偶然にできた理論」になんと言い返しますか?
聖書は、「作った創造主がいる」と明快な答えを出しています。
【参考文献】※クリスチャンが書いた本ではありません。