何もかもうまくいかなくて心身ともに疲れ果ててしまい、現実から逃げたい時があります。
もはや自分で頑張る力もなく、誰にも頼れず、孤独を感じる時、どうやって乗り越えれば良いのでしょう?
聖書は、神様は私たちを心配してくださると言っています。
あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
聖書(1ペテロ5:7)
「自分のことを本気で心配してくれる人はいるだろうか?」
もし、いるのなら、それは素晴らしいことです。
人は1人では生きていけません。
しかし、もし、自分のことを心配してくれる友達や家族がいない人でも大丈夫です。
神様は、例外なく私たちを心配してくださいます。
聖書は、神様を父親と呼んでいます。
父がその子をあわれむように主はご自分を恐れる者をあわれまれる。
聖書(詩篇103:13)
神様は、私たちがいまだかつて出会ったこともないような、すばらしい父親になりたいと願っておられます。
ひどい両親に育てられて、権威に対しての傷があっても、大丈夫です。回復します。
もちろん、そこまでひどい両親に育てられなかったとしても、完璧な親はいません。
また、両親が離婚した、親がすでに他界した人も、大丈夫です。
神様は、最高の天のお父さんです。
この方と生きるなら、私たちの間違った父親像は変えられます。
良い時も悪い時も、神に熱心な時もそうでない時も、私が正しい時も間違っている時も、神は永遠に変わらぬ愛をもって私を愛し続けてくださるのです。
なぜか?
天の父なる神の愛は無条件だからです。
私たちが罪を犯した時から、すでに愛すると決められたのです。
しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。
聖書(ローマ5:8)
神様は、私たちを愛しておられるので、いつも心配しておられます。
素直に、すべての不安を委ねましょう。
【参考文献】回復への道 (リック ウォレン)2005/9/1