今日は、クリスチャンQ&A「クリスチャンって教会に行って何してるの?」
という疑問について、2021年に洗礼を受けたばかりのみずきさんと一緒に
答えを探りたいと思います。
このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、
少しディープな問題、普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
洗礼を受けて約一年の筆者みずきが、ゆうき牧師に質問をしていき
聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。
この記事の内容はYouTubeでも話しているので、
よかったらYouTubeも見てくださいね!
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、
ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします!
クリスチャンって教会で何してるの?
クリスチャンは、毎週教会に行って何してるのか?
多分、ノンクリスチャンの方は本当に「何してるの?」って感じですよね。
想像もつかないし「礼拝って言葉が怖いんですけど」ってきっと思っているんじゃないかな。
礼拝っていう言葉は知ってるのかな?
言葉は知っていると思います!
礼拝とか、よく知られているのは「ミサ」でしょうか?
確かに、ノンクリスチャンからはよくミサって言われるね。
ミサはカトリックなんですけどね。
ステンドグラスのある神聖な雰囲気の場所で、
みんな静かに祈ってるイメージですよね。
ただ、そういうイメージなだけで、実際何してるのか?
私自身が毎週教会に行って、何をしてるかについてなら話せます!
包み隠さず話してくれ!
神さまは素晴らしい方ですと賛美するため、神さまを礼拝するために教会に行きます。
神さまから今自分に語られていることは、何なのか?っていうのを
牧師先生からのメッセージを通して感じて、
自分が生きてる私生活の中でそのことを適用していく!
今、自分が何かつらいことがあったり困ってることがあるなら、
そのことについて神さまに祈るとか。
それが全部まとめて礼拝ってことですかね?
僕も、「教会で何してるのか?」を一言で言うと
「礼拝」なんですよね。
教会ではおもに「礼拝」をしています!
日曜日が教会の中で一番人数が集まるし、礼拝がメインの活動になります。
もちろん平日も色々なことをやっている教会もありますが、
日曜日に何をにしているかというと「礼拝」ですね。
礼拝っていうのは、今みずきが言ってくれたことなんですけれども
基本的に僕らが神さまに応答する時間なんですよ。
礼拝とは、神さまに応答する時間
礼拝って、受けるって言わないで「捧げる」って言うんですよね。
僕らは普段、色んなものを神さまから受けてます。
それを1週間に1回、感謝の気持ちを形にするんです。
時間を割いて、教会で一緒に信じている人たちと集まって
「神さま、ありがとうございます」と感謝する。
「神さまって素晴らしい方です」っていう風に自分の心を表すっていうのが礼拝です。
基本的にはお勤めに行くとか、祈願しに行くとか、何かいいものを受けに行くとか
行けば何かいいことが起きるから、っていうのでは全くないです。
自分が捧げに行くものです。
その中で牧師先生が、聖書のお話をしてくれたりして
自分が普段から神さまに、色んなものを受けてるんだなと再確認する時間でもあります。
聖書の話を聞いて「なるほど、こうなんだ」とか
「自分はこういう風に神さまに導かれてるんだ」とか
感じた上で、また神さまに感謝を捧げる。
そのようなプログラムが教会にはあります。
そうですね。
あとは、礼拝が終わった後に「分かち合い」っていう時間もあって、
私はその時間が大好きです。
分かち合い、祈り合う
これは、神さまから受け取ったメッセージ、自分に語られたことを
みんなでシェアしたりとか
自分が今つらいこと、どういうふうに
乗り越えたらいいのか悩んでいるという思いを打ち明けたりして
みんなで祈りあったりします。
ノンクリスチャンの時に、教会に行ってこの時間が一番印象的でした!
なぜかというと、日常生活、教会の外でそういうことは、できないですよね。
何かのメッセージを聞いて、自分か感じたことをみんなで分かち合って。
その後お互いの今、置かれている境遇についてシェアして祈りあったりってないですよね?
目標・トピックがあって、
ディスカッションミーティングをすることはあるけれども
単純に自分がどう感じているのか、人生でどういう悩みがあるのかを
自由に話せる場所はないよね。
教会の中であれば、お互いを裁き合わないから、
その人が発言し終わるまで遮ることもないし、
それは良い悪いとかの判断も誰も絶対しない。アドバイスもしない。
ただ聞いて「そうなんだね」「とにかく神さまの計画は分からないけど、でも祈るね」
っていう風にできますからね。
やっぱり、礼拝だけでなくて、そこも教会に通う大きな理由ですよね!
そうなんだよ、これがすごい重要で。
礼拝だけだったら、家で一人でもYouTubeでできるじゃんって思う人いますよね。
ただ、やっぱり集まって一緒に捧げると信頼関係も生まれるし、
また分かち合って助けたり助けてもらったり。
教会とはコミュニティ、共同体です。
ただ行って礼拝してさっさと帰るって言うよりは、
教会にいる人たちと関わっていくっていうのが、教会の楽しさだよね。
私生活では、自分と似たような人とどうしても固まるじゃないですか。
類は友を呼ぶみたいな感じで、職場でもそうですよね。
基本的に自分と気の合う人と一緒にいるだろうし。
そうなると、なかなか新しい発想や視点には気付けないです。
あとは教会に集まる人たちは年齢層も幅広いので、
普段関わることの少ない人たちとも、出会うことができますよね。
そうですね。今話しているのは、専門用語で「交わり」って言いますね。
人との交わり。
教会には、5つの機能があると言われています。
1つは礼拝、2つ目は交わり、残り3つ言えますか?
まずは・・・奉仕でしょうか?
奉仕
そうですね。教会の中でも、みずきさんでいうと教会の受付係をやってますけど、
それも奉仕です。
それとは別に、教会として例えば「ボランティア活動」もしますね。
地震が起きた時に教会がボランティアで助けたりとか、炊き出しをしたりとか。
社会に対して行う奉仕活動っていうのも、教会の役割にあります。
次は何がありますか?
うーん、伝道?
宣教、伝道
そうですね。宣教、伝道です。
教会の1つの機能として「イエス・キリストの福音を伝える」というのがあります。
札幌ガーデンチャーチは、今YouTubeで流して見たい人はクリックしてもらって、
来たい人は来てもらってというスタイルを取ってますね。
実はこの伝道活動っていうのがないと、教会として機能してないとみなされるんですよね。
札幌ガーデンチャーチは今、宗教法人格を取ろうとしてるんですけど
(宗教法人は3年以上活動しないと取れないんです)
その関係で、市役所の人と話すんですけど
「宗教法人格取るには伝道活動しないと駄目」
「宗教法人の役割というのは布教活動なんです」
って、話されてびっくりしました。
その市役所の方はノンクリスチャンですよ。
「宣教、伝道していいんだ」と拍子抜けしましたね。
逆にしないと、それは宗教活動ではないとみなされるそうです。
最後、教会の役割5つ目は?なんでしょう?
教育ですね!
教育
教会には、教育の機能があります。
聖書を僕は教えているわけです。
礼拝は、僕らが応答することですが
それとは別に、聖書を学ぶ時間が必要です。
教会に新しく来た人や、聖書について知りたいと求めている人に
「聖書はこう言ってます」と教育する機能があります。
①礼拝 ②交わり ③奉仕 ④宣教・伝道 ⑤教育
この5つが、教会でやっていることですね。
まとめ
Q「クリスチャンって、教会に行って何をしているの?」
A「まず、メインは日曜に礼拝をしています。その他にも教会には役割があって、
分けると5つあります」
まずメインは日曜に礼拝を捧げています。
神さまが素晴らしい方であることを賛美して、
いつも私たちは、神さまから色々なことを受けていることを再認識して
改めてみんなで感謝します。礼拝は受けるのでなく、「捧げる」ものです。
また、聖書の話を牧師先生を通して受け取って、自分たちが今神さまに語られていることを感じます。
感謝して、また月曜日から再出発するきっかけ、エネルギーにもなります。
教会は、一緒に神様を信じているコミュニティであって、助け合ったり、励ましあっています。
そのほかにも、奉仕活動、宣教活動、聖書を学んだりもしています。
これからも、今回のような素朴な疑問やもっとディープなことでもいいので
是非、YouTubeコメント欄に書いていただければ動画を通して答えていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。