【父親との関係⑥】モラハラ?父を恐れる奴隷の霊(出エジプト 34:6-7)

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2016年、夫婦間におけるモラハラが原因の裁判は15000件を超えています。
モラハラは、モラルハラスメントの略で、精神的な虐待行為のことです。

実は、妻から夫へのモラハラも少なくありません。
例えば、次のような言葉はモラハラになります。

  • 男のくせにできないの?
  • あなたの両親はこんなことも教えてくれないの?
  • そんなこと常識でしょ?
  • あんたの稼ぎが少ないからでしょ

言葉には出さないものの、「話しかけても無視される」や「夫の親族や友人に対して嫌な顔をする」と言った態度もモラハラです。
実は、モラハラ行為に及ぶ人は、自分が子どもの頃に、何らかの心的ストレスを抱えていたことが多いと言われています。

 聖書は、私たちは「奴隷の霊ではなく、子どもとして愛される霊を受けた」と言っています。 

あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。

聖書(ローマ8:15

奴隷の霊とは、現代でいえばモラハラの霊です。

ローマでは奴隸が自ら身代金を払って解放されることも、市民権を得ることもできました。
しかし、奴隸に対する処遇は厳しく、奴隸の逃亡や抵抗を恐れた主人は、昼でも足にかせをはめたまま仕事をさせ、絶えず奴隸を監視し、処罰しました。

「奴隸が人ではなく家畜のように取り扱われ、言葉を発するどころか、唇を動かす権利さえない」という文献が残っています。

もし、子供の頃に両親に厳しくモラハラを受けていたら、自分も誰かを精神的に追い詰めるモラハラ気質を受け継いでいる可能性があります。

その場合、父なる神様に対しても、恐れるようになったり、父の愛をたっぷり受け取ることが難しくなります。

しかし、イエスキリストを信じるなら、この奴隷の霊から解放されます。
イエスさまの十字架はすべての罪の呪い、家庭環境の束縛から解放する力があります。

モラハラ気質に悩んでいますか?
モラハラを受けた傷がありますか?

今日、神様が言われる言葉を信じましょう。

そこで今、見よ、私は今日、あなたの手にある鎖を解いて、あなたを釈放する。

聖書(エレミヤ40:4
今日の祈り 今日の祈り
神様、イエスさまを信じたものは奴隷の霊から解放され、愛された子どもとしての新しい性質が与えられることを信じます。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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