おもちゃ会社のバンダイは、0歳から12歳の子どもを持つ保護者を対象に「お子様の怖いものは何ですか?」というテーマでアンケート調査を実施しました。
1番はなんだったと思いますか?
なんと、子どもたちが 一番怖いものは「おばけ」でした。
ちなみに、大人だと
1位:死ぬこと 3811票
2位:人生を失敗すること 2152票
3位:ゴキブリ 1954票
4位:お化け 1578票
でした。
目に見えないお化けがランキング上位にいることが面白かったです。
みなさんは何が怖いですか?
聖書は、お化けであろうが、死であろうが、どんなものも恐れる必要はないと言っています。
38 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、
聖書(ローマ 8:38-39)
39 高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。
ここに、死も出てきますね。
注目して欲しいのが、「御使い」です。
天使のことですが、実はここに私たちが「お化け」と思っている悪霊の存在も含まれます。
悪霊のボスのサタンは聖書によると、もともとは天使でした。
なので、堕天使と呼ばれるんです。
マンガやアニメの影響もあるとは思いますが、子供が無意識に、悪霊の存在を感じて怖がるのがすごいですね。
しかし、聖書は、私たちは恐れる必要がないと言っています。
なぜなら、「私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません」と書いてあるからです。
私たちの周りの状況がどんなに悲惨になろうが、どんな困難が起ころうが、神が私たちを愛しているという事実は変わらないからです。
私たちの人生には、病気や事故、災害、経済的な危機など、あらゆる苦難があります。
しかし、どんなに苦しい状況の中でも、 神は不変の愛をもって助けてくださいます。
そのときに大切なことは、相対的な状況で絶対的な神の愛を疑わないことです。
絶対的な神の愛によって、相対的な状況でも揺るがない人こそ、本当に強い人です。
プロテスタントの創始者とも言われるマルチン・ルターが、宗教改革運動を進めていたときに、彼にサタンが現れたそうです。
そして、このように訴えてきたそうです。
「お前は、宗教改革者ぶって偉そうなことを言っているけれども、おれはお前の弱みを全部握っているんだぞ。お前は、嘘つきで、弱虫で、だらしがない」とルターの欠点をリストアップしたのです。
ルターは、「そうだ、そうだ、お前の言うことはみんな本当だ」と頷きながら、最後に赤いインクで、それらに全部バツ印を書き込み、
「御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。」
聖書(1ヨハネ1:7)
と書き込んだところ、サタンは尻尾を巻いて逃げていったそうです。
ルターがしたことは、聖書に書いていることを宣言しただけです。
聖書に書いていることを、事実としてその通りに信じたのです。
これが、私たちにおそう様々な困難な脅かし、霊的な攻撃に対する対処方法です。
今日も宣言しましょう。「神はそのままの私を命をかけるほどに愛してくださっている」