今回は、仏式の葬儀のお焼香は?お辞儀もNG?「葬式でしちゃダメなこと」という疑問について、聖書にどのように書かれているのか説明していきます。
このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、少しディープな問題、普段はなかなか聞きにくい内容…等について、洗礼を受けて2年の筆者みずきが、ゆうき牧師に質問をしていき、聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。
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お葬式のお花料、出棺のお辞儀はNG?
今日の質問は、ノンクリスチャンの葬儀で、お花料はどうしたらいいのか? また、出棺の時にお辞儀をするのはNGなんでしょうか? という、非常に具体的な質問ですね。
私は最近、身近で誰か亡くなることがありがたいことに無いので、お葬式の記憶が昔なんですよね。なので細かいことを覚えていなくて、自信がないんです。
確か参列する時に、お金をお渡しすると思うんですけど「香典」って何の意味があるのかとか、
どういうふうに包んでお渡しするのがいいのかというのが、自分はクリスチャンだけど、相手はノンクリスチャンで仏教式ってなった時に混乱しますね。
出棺の時のお辞儀というのも、何に対してお辞儀してるのか?ってことですよね。
重要なところだと思います。
結論を言うと、お花料について、また出棺の時、やり方を考える必要はあります。
お花料ってなに?
どういうやり方かというと、いま「お花料」と言いましたけれども、これはクリスチャン用語なんです。
「香典」というのをよく聞きますよね。香典って、インターネットで調べてみると、おくやみの気持ちと共に、故人にお供えする金品のことなので、故人へのお供えなんですよね。これは、宗教的なところになっています。
クリスチャンとしては、仏の前に捧げるものはないので「お花料」という言葉を使っています。
お葬式はお金もかかっているので、遺族の方にお金を渡すというのは全然悪いことではないですよね。
遺族の方への気持ちとして、「是非これを使ってください」と渡すのは、クリスチャンとして必要なことだと思います。
キリスト教書店やクリスチャンショップに「お花料」と書かれた封筒が売ってるので、いつでも使えるように買っておくのが良いでしょう。
もし手元にないときには、封筒にお花料と書いて、下に名前を書いてお金を入れて受付で渡すといいと思います。
クリスチャンショップには、そういったものも置いてあるんですね!
もしもの時のために、事前に用意しておくと慌てず、安心ですね。
出棺のお辞儀はどうする?
次に、出棺の時ですけれども、祭壇の方に行かなくてはいけないとしたら、小さくて良いので花束を持っていくといいのかなと思います。
それは故人に対してとか、仏に対してするっていう意味じゃないですけれども、一応礼儀としてです。
何もしないで、お辞儀もしないで突っ立っていたら、礼儀ない人なのかな?とか、そういう風に思われるのは残念じゃないですか。
花を置くという行為によって、他の人と違うことをしてるんだけど「礼儀を尽くそうとしているんだな」「多分クリスチャンじゃないかな」って思ってくれればいいですね。
頭は下げなくて良いです。これは、故人に拝んでいるように感じるので、僕なら手を組んで目をつぶり神さまに祈ります。
信じているものの違いによって、できないこともあるけれど、誠意を尽くす姿勢が伝わってほしいですね。
故人を偲ぶ気持ち、遺族の方への慰めの思いは変わらないですから。
焼香はどうする?
焼香も別の記事で話しましたけれども、焼香が回ってきたら、そっと隣の人に渡すとか、遺族の方へ事前に「私はクリスチャンなので」と説明するのが必要だと思います。
「お焼香とかは控えさせていただくんですけれども、ご了承ください」と、ちゃんと気持ちを伝えるのが大切ですね。
焼香についての記事は、こちらに詳しく書かれていますので、参考にしてくださいね。
まとめ
Q .お葬式でのお花料はどうしたらいい? 出棺の時にお辞儀をするのはNG?お焼香は?
A .クリスチャンは、香典ではなく「お花料」として遺族の方へ、気持ちとしてお金を渡します。
出棺の際には、お辞儀ではなく神様へ祈る姿勢をとり、それが不自然なように感じる場合は、祭壇へ小さなお花を持っていくのが配慮として良いのではないでしょうか。
お焼香については、事前に遺族の方へクリスチャンなので遠慮しますと説明しておくのがベストでしょう。
今回の内容は、クリスチャンではない人にも知っていただけたら嬉しいですね。クリスチャンの考えていることが少しでも理解してもらえたら、お互いにとって良いなと思います。
これからもクリスチャン生活で疑問に思うことに、答えていきたいと思います。遠慮なくコメント欄に書いてください。動画やブログを通して答えていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。