はじめに
今日は、「兄弟姉妹とは何なのか?」について解説します。
教会では、信徒同士で太郎兄弟、花子姉妹というように呼びます。普通の人はあまり馴染みがないこの呼び方、なぜクリスチャンはするのでしょうか?
この記事を読めば、「兄弟姉妹とは何なのか?」という問いに対して明確に答えることができるようになります。
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「兄弟姉妹とは何なのか?」一言で言うならば、兄弟姉妹とは、イエス・キリストの十字架の血によって繋がる家族同士という意味です。
神の家族
クリスチャンは信仰によって天の父である神との関係が回復され、神の子とされたというふうに考えます。なので、同じ信仰を持つ同志は、神の家族であるという認識を持ちます。一般的に、血縁関係は人間関係において一番強固なつながりである(現代社会はその感覚も崩れていってますが)と言われていますが、イエス・キリストの十字架の血によって繋がる血縁関係こそ、回復された家族のあり方であると聖書は教えています。
【聖書で使われている例】
すると、イエスは彼らに答えて「わたしの母、わたしの兄弟とはだれでしょうか」と言われた。そして、ご自分の周りに座っている人たちを見回して言われた。「ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟です。だれでも神のみこころを行う人、その人がわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」
聖書(マルコ3:33~35)
こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でもな寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。
聖書(エペソ2:19)
【身近な例】
あるクリスチャンの女性が、友人を初めて教会に連れて行った帰り、真剣な顔で「お前、兄弟何人いるの?」と聞かれたという笑い話もあります。
【教会での使用例】
教会内では、もちろん「~さん」と呼び合うこともあります。ただ、公の場ではやはり「~兄弟」「~姉妹」と呼ぶことが多いです。また、文章では「~兄(あに)」や「~姉(あね)」と省略して書くこともあります。そういえば、年上だから「兄」、年下だから「弟」とはならないですね。英語の「brother」のような感覚でしょうね。
まとめ
「兄弟姉妹とは何なのか?」一言で言うならば、兄弟姉妹とは、イエス・キリストの十字架の血によって繋がる家族同士という意味です。
教会内では、「~兄弟」「~姉妹」と呼ぶことが多いので、兄弟が多い人なんだと勘違いしてしまう可能性がある。