はじめに
今日は、「イエス・キリストとは誰なのか?」について説明します。
そもそも、イエス・キリストって誰なのでしょうか?
もちろん名前は聞いたことある。
社会の教科書にも出てくるし、顔も見たことはある。
ヨーロッパとかの絵でよく出てくる人でしょ?
彫りが深くてヒゲの濃い。
そんな感じで、実際のところ誰で何をした人なのか、よくわからないって人が多いですよね?
本当に実在したのか?
キリスト教の教祖?
イエスが名前でキリストが苗字?
なんで、多くの人がイエスに魅力を感じるの?
そこらへんも、知っているようで実はよく知らない。
でも大丈夫!
この記事を読めば、キリストが誰かを一言で答えることができます!
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「キリストって誰?」一言で言うならば、キリストは「メシア(救い主)」です。
1.イエスは実在の人物です。
イエスというのは名前です。信仰を持っていない歴史学者ですら、実在については認めています。今から約2000年前にイスラエルで誕生しました。田舎の小さな馬小屋で生まれたという話、聞いたことあるのではないでしょうか?
2.キリストは名字でも名前でもなく、称号。
ヘブル語の「メシヤ」をギリシア語に訳した言葉で、厳密にいうと「油注がれたもの」、「救い主」という意味があります。
メシアの誕生は、旧約聖書の中に何百回と預言されてきました。イスラエルの人々は、メシアの誕生を心から待ち望んでいました。つまり、この信仰はイエスが誕生するずっと前からイスラエルの人々の間で持たれていたということです。
たとえば釈迦は仏教の教祖として知られていますが、釈迦自身は仏教において信仰の対象ではありません。一方でイエスは救い主であり神の子であり、信仰の対象です。つまり厳密に言えば教祖ではありません。神の子についてはまた別の記事で詳しく解説します。
3.イエスと出会った多くの人々は、イエスはキリスト(救い主)であると告白しました。
またイエス自身も、自分がキリストであることを明らかにしました。つまりイエス・キリストとは、「イエス様、あなたが待望していたメシア。つまり、『救い主』です」ということを認める信仰を告白していることになるのです。
シモン・ペテロが答えた。「あなたは生ける神の子キリストです。」
聖書(マタイ16:16)
ここで、12弟子のペテロは、イエスが救い主であることを信じ、告白しました。
しかし、イエスがキリストであることを信じる人もいたが、同時に違うと否定したイスラエル人もたくさんいました。
結局、イエスは自らをメシア(神が人となった救い主)と称しているとして、ユダヤの宗教指導者たちに、神に対する冒涜罪で処刑されました。
これが、あの十字架刑です。
イエスは、処刑された後、3日後に蘇りました。その目撃者は500人以上に上るという記述が聖書にあります。イエスの弟子たちは、「この人はやっぱり本当にメシアだった!」と世界中にそのことを広めることになるのです。
まとめ
「キリストって誰?」一言で言うならば、キリストは「メシア(救い主)」です。
- イエスは実在する人物である。
- キリストとは、「メシア(救い主)」であることを表す称号である。
- イエス・キリストは、「イエスはメシアである」ことを信じる告白になる。