はじめに
今日は、「ハレルヤとは何なのか?」について解説します。
たぶん、クリスチャンではなくても「ハレルヤ」という言葉は聞いたことがあると思います。
最近だと、野菜の名前がタイトルの子供に人気な曲の歌詞にも出てきますよね。
日本語の「晴れる」に掛けて言葉遊びで使われることも多い「ハレルヤ」は、もともと何語でどんな意味があるのでしょうか?
この記事を読めば、「ハレルヤって何?」という問いに対して明確に答えることができるようになります。なので、実際、教会に行って、「ハレルヤ」という言葉を聞いても、落ち着いていられるようなります。
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ハレルヤとは何なのか?
「ハレルヤとは何なのか?」一言で言うならば、ハレルヤは、もともとはヘブル語で「神を賛美せよ」という意味です。
「ハレル(=賛美せよ)」と「ヤー(=神)」
「ハレル(=賛美せよ)」と「ヤー(=神。ヤハウェの短略語)」が合体してできた言葉です。
ちなみにヤハウェとは、神様の名前で、意味は「わたしはある」です。
「ハレルヤ」は、聖書の中では特に詩篇にたくさん出てきます。
1. 聖書で使われている例
ハレルヤ。 主のしもべたちよ ほめたたえよ。 主の御名をほめたたえよ。
聖書(詩篇 113:1)
ここでは、ハレルヤと「主(神様のこと)をほめたたえよ」が一緒に使われていますが、同じ意味です。日本語に訳す時に、そのままカタカタで訳しただけです。
ちなみに、イエスキリストが十字架にかかる前、最後の晩餐でこの詩篇を弟子たちと歌っていたと言われています。最後に神様を賛美して十字架に向かったということです。
2. 身近な例
ちなみに、ヘンデルが作曲した「ハレルヤ・コーラス」は、「メサイヤ」の1部で、全部演奏すると約2時間半かかる長編作です。
1743年、ロンドンの国王ジョージ2世の前で初めて演奏された際、素晴らしさに感動したジョージ2世は立ち上がって拍手を送り、つられて他のオーディエンスも立ち上がって拍手を送りました。
これが「スタンディング・オベーション」の起源とされています。「ハレルヤ」という言葉も、ジョージ2世のように心動かされ思わず叫んでしまう、そんな言葉です。
3. 教会での使用例
教会で信者が突然「ハレルヤ!」と叫ぶ時があり、驚くことがあります。
- 賛美歌を歌う時に、感極まって発するフレーズとしてよく使われます。賛美歌の中にもよく使われます。
- お祈りする時に、「ハレルヤ。主を賛美します」と定型文のように使われることも多いです。
これらは、「主を賛美します」を「ハレルヤ」というフレーズに置き換えているだけです。
意識高い系の人が、「予約した?」を「アポイントメントとった?」とカタカナ英語にしているのと変わりません。
ただ、教会文化の中に根ざしているので、意識高い信者だけではなく、ほぼすべての人が当たり前に知っていて、当たり前に使っているフレーズです。
また、アメリカでも韓国でも、世界中どこのクリスチャンも理解できるので、言語を超えて同じ神様を賛美できるというメリットもあります。
まとめ
「ハレルヤとは何なのか?」一言で言うならば、ハレルヤは、もともとはヘブル語で「神を賛美せよ」という意味です。
- ハレルヤは、もともとはヘブル語で「神を賛美せよ」という意味です。
- ちなみにヤハウェとは、神様の名前で、意味は「わたしはある」です。
- 聖書では詩篇に多く出てくる。