私たちの人生には理由もなく突如、悲劇が襲う時があります。
仕事が傾いたり、病気になったり、家庭が崩壊したり、人間関係で傷ついたり。
聖書は、神さまがサタンの誘惑を許可する時があると言っています。
5 しかし、手を伸ばして、彼の骨と肉を打ってみてください。彼はきっと、面と向かってあなたを呪うに違いありません。」
聖書(ヨブ記 2:5-6)
6 主はサタンに言われた。「では、彼をおまえの手に任せる。ただ、彼のいのちには触れるな。」
ここで重要なのは、すべての苦難がサタンや悪魔が原因だということではありません。
そういう場合もあるということです。
次の三つのことを押さえましょう。
① 「神を呪う」誘惑に注意する
苦しみにあった時、どんな誘惑があるのでしょうか ?
神に信頼させない、神を憎み、神を呪う誘惑です。
サタンは、1人でも多くの人間が神に失望し、神が良いお方であるかを信じないことを望んでいます。
私たちが神に腹を立てたり、失望した時、次のことを覚えましょう。
② 神は誘惑されない方だと信じる
だれでも誘惑されているとき、神に誘惑されていると言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれかを誘惑することもありません。
聖書(ヤコブ 1:13)
聖書にはっきりと、神は誘惑しないとあります。
神様は私たちをいのちを失っても良いほどに愛される、とことん「良いお方」なのです。
では、なぜ、神様はサタンの誘惑を許されるのでしょうか?
③ 神は私たちが誘惑に打ち勝つことを期待されているから
あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。
聖書(1コリント 10:13)
神様は、私たちがこの誘惑を乗り越えて、どんな苦難でも、神様を信じ、神様を愛する信仰を持って欲しいと望んでおられるのです。
苦難の時、「神様から心が離れているな」と感じたら、宣言しましょう。
「サタンよ退け!私はどんな時でも、良いお方である神様を信じます」と。