カリフォルニア大学で「祈り」に関する実験が行われました。
心臓病の患者393人を、192人と201人の2つのグループに分け、192人のグループにだけ毎日、他の人々から祈りを送ってもらいました。
すると、祈りを送ってもらったグループでは9人の病状が悪化したのに対して、送ってもらわなかったグループでは48人も悪化したそうです。
ミズーリ州の病院でも同様の実験が行われました。
1000人の患者を2つのグループに分けて、一方のグループだけに他の人から祈りを送ってもらいました。
すると、祈ってもらったグループの人たちのほうが、10パーセントも回復が早かったという結果が出たそうです。
聖書は、「信仰による祈りは人を癒すことがある」と言っています。
たまたまプブリウスの父が、発熱と下痢で苦しんで床についていた。パウロはその人のところに行って、彼に手を置いて祈り、癒やした。
聖書(使徒28:8)
病人を祈りによって癒した場面は、聖書に多く出てきます。
子供の頃にイエスの御名によって祈ってもらい、難病が癒された経験をした友人がいます。
その後、彼は神の存在を信じ、牧師になりました。
主観的な経験や、冒頭のような実験によって、「祈りと癒し」の関係を証明することはできません。
しかし、聖書ははっきりと、「信仰による祈りは人を癒すことがある」と言っています。
注意すべきは、祈ったら自動的に癒されるわけではないということ。
もし、祈れば絶対癒されるということになれば、神を人間のために利用する呪術になってしまいます。
また、聖書は医学的な治療も否定していません。
あなたがたのうちに病気の人がいれば、教会の長老たちを招き、主の御名によって、オリーブ油を塗って祈ってもらいなさい。
聖書(ヤコブ書5:14)
オリーブ油は当時、腹痛の内服薬や傷を癒す常備薬でした。
もし、身体に不自由な箇所がある方、精神的な病をお持ちの方、今日、イエスキリストの名前で癒しを信じて祈ってみませんか?