コロンブスは「0から1を創るのは、難しい。1から2を作ることは、易しい」と言いました。
0から1のアイデアがポンポン生まれたらビジネスが成功しそうですが、本当にそれは可能なのでしょうか?
聖書は少し違う視点を与えてくれます。
聖書は、「0から1、つまり無から有を生み出すことのできる方は、神様ただお一人しかいない」と言っています。「これを見よ。これは新しい」と言われるものがあっても、それは、私たちよりはるか前の時代にすでにあったものだ。
聖書(伝道者の書 1:10)
私たちがたとえ、0から1のアイデアやビジネスモデルを生み出したと思っても、それは錯覚にすぎません。
私たちが新しいものを創ったというよりも、神様が創造されたものを「発見した」という方が正確なのです。
この視点を持っているのが、アメリカ広告界の巨塔のジェームス・ヤングです。
「アイデアのつくり方」という本で、彼はこのように言っています。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。」
ジェームス・ヤング
これは聖書の真理と一致していますので、この本は、今でもマーケティングに関わる人の必読書として人気です。
視点をちょっと変えてみましょう。
新しいものを生み出そうと頑張るのではなく、神様が創造された素晴らしい知恵、アイデア、ビジネスモデル、科学を発見するという意識を持つのです。
そうすれば、「俺が生み出したんだ!」と自慢することもないし、アイデアが人にパクられても「またどんどん発見しよう」と踏ん張れます。
今日の祈り
主よ、今日も、神様が造られた素晴らしいアイデアや隠されている知恵を発見し、あなたを賛美する1日でありますように。イエス様のみなによってお祈りします。アーメン。