上司に提案を何度も却下され続けた場合、部下は「どうせ何を言っても無駄だ」と思います。
話を適当に聞き流しすようになり、行動すらもやめてしまうことがあります。
これを「学習性無気力」といいますが、実は大人の80%近くの人が陥っているとも言われています。
聖書は、神に助けを求めるなら、「私を広いところに導き出される」と言っています。主は私を広いところに導き出し、私を助け出してくださいました。主が私を喜びとされたからです。
聖書(詩篇 18:19)
この詩を書いたダビデは、10年も上司であったサウル王に命を狙われていました。
サウルを説得しても、また命を狙われ、「どうせ、何をやっても無駄だ」と思ったに違いありません。
しかし、彼は神を信じ、神は彼をイスラエルの王にされました。
私たちは、四方が壁に囲まれているとき、「何をやっても無駄だ」と思いがちです。
確かに私たち人間には本当に「もう無理」なときもあります。
しかし、上を見るなら、必ず天は開けています。
どんな状況でも、私たちは天におられる神を目あげることができます。
学習性無気力を克服するために、今日は1つだけ実行します。
「神は私を広いところに導き出すことができる」と信じ祈る。
そうすれば、思いもよらない環境の変化、心境の変化に気づくでしょう。
神はあなたの味方だからです。
今日の祈り
神様、「どうせ何をやっても無駄だ」と思うことがあります。しかし、今日「神は私を広いところに導き出すことができる」と信じます。イエス様のみなによってお祈りします。アーメン。