どんな屈強なボクサーでも、お腹が空いていたら、試合で負けるでしょう。
普通、ボクサーはどんなに減量しても、計量後にはご飯を食べるのです。
聖書は、神の力を信じて委ねるなら、人生を乗り越えるための神の力が与えられると言っています。
力を与え、強めてくださる方によって、私は、神に求められるどんなことでもできるからです。
聖書(ピリピ4:13 リビングバイブル訳)
前回までの動画で、どうやって委ねるのか?を3つに分けて学びました。
それぞれ、次のように例えることができます。
①キリストを信じる→人生という車の助手席にイエスさまを乗せること。
②聖書のことばを信じる→運転方法、交通規範を学ぶこと。
③神の力を信じる→車にガソリンを入れることです。
どんなに、信頼できる経験豊富な人にナビをしてもらい、マニュアルをしっかり頭に入れても、ガソリンを入れなければ車は進みません。
たまに、自分の力という純度の低いガソリンを入れることがありますが、途中でプスプスとガス欠になります。
私たちの人生失敗は、往々にして、本物の力に頼らないことが原因です。
聖書に、神は全治全能だと書いています。
この神にとって、私たちが壮大な壁と感じている人生の困難は、どのように見えるでしょう?
委ねるとは、委ねる私たちの熱心さや信じる力よりも、誰に委ねるかがもっと重要です。
だから、論理的には、今日のパウロの告白の通り、「私は、神に求められるどんなことでもできる」のです。
しかし、私たちは知性ではそう思っていても、実際は信じていないのです。
頭では分かっていても、行動が違うのです。
では、神の力を信じる人は具体的にどういう行動なのでしょうか?
祈りです。
神の力は、祈り求める時に、必ず与えられます。
祈りは、車にガソリンを入れる、何でしょうか?
ホースです!
ある牧師は、祈りは、「神様と私たちを繋ぐ通路だ」と言いました。
同じことですね。
だから、今日、一緒に「神の力を信じます」と祈りましょう。
【参考文献】回復への道 (リック ウォレン)2005/9/1