「人生の問題を神に委ねる」と聞いてもとても抽象的に感じませんか?
まず、神は見えないし、委ねるって何?
聖書は、「キリストを信じる」ならば、それは人生を神に委ねていることだと言っています。
二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」
聖書(使徒16:31)
①プライド②罪責感③恐れ④思い煩い⑤疑い
これらのものが頭をよぎったら、自分の心を支配しようとしたら、「助けて!」とイエス様に祈るのです。
これだけでいいのでしょうか。
これで十分です
もし、あなたが、誰かに助けを求める時どうしますか?
「今すぐ、助けて!」と電話をするか、LINEをしますよね?
相手は、必要に応じて家に来てくれたり、助けてくれるはずです。
神様も同じです。
LINEではなく、祈りで伝わります。
祈りって何?とあまり馴染みがない方もおられるかもしれませんが、
その場にいない誰かのことを考えたり、思うことって自然にしますよね?
その対象をイエス様にするわけです。
目を閉じて、心から「イエス様に委ねます」と言えばいいのです。
それで、OKです。他は何も入りません。
「よし!」と心を入れ替えて、普通に生活するのです。
神様が「よし!」と助けてくださるでしょう。
飛行機のパイロットは2つの方法で飛行機を操縦します。
一つは、コンピューターに操縦を任せることです。
もう一つは、自分で操縦することです。
すべての航空会社のプロのパイロットはコンピューターに任せます。
しかし、アマチュアは自分で操縦することが多いと言います。
そのために衝突事故を起こす小型機が多いそうです。
もし操縦している人が、 天候が悪化して雲の中に突っ込んだときに「助けて」と交信していれば、この種の事故はかなり防げたことでしょう。
ところが彼らは自分で操縦を続けます。
たとえ山や木に衝突することになっても、自分で自分の運命を決めたいというわけです。
あなたの人生も、ここまでは自分がハンドルを握ってうまくやってこられたかもしれません。
しかし、人生に悪天候はつきものです。
自分ではどうすることもできない状況の中に投げ込まれ、雲の中に突っ込んで一体自分がどの方向に進んでいるのかさえ分からなくなってしまうことがあるのです。
そんなときこそ、 マイクのスイッチを入れて神のシステムにつなぎましょう。
「イエスさま、助けて」と言うのです。
イエス様に人生の運転を任せましょう。
それが、委ねると言うことです。
【参考文献】回復への道 (リック ウォレン)2005/9/1