大谷洋平選手擁する大リーグのエンゼルスと、札幌の草野球チームが対戦したら、どっちが勝つでしょうか?
もちろん、エンゼルスですよね。
もし、あなたがめちゃめちゃ熱心に「必ず勝つ!」と信じていても、100%勝つのはエンゼルスです。
大リーガーには圧倒的な実力があるからです。
つまり、私たちの信じる力が問題なのではなく、何を、だれを信じるかが問題なのです。
聖書は、信じる対象であるイエス様があまりに偉大なので、1%の信仰でも十分だと言っています。
イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに言います。もし、からし種ほどの信仰があるなら、この山に『ここからあそこに移れ』と言えば移ります。あなたがたにできないことは何もありません。
聖書(マタイ17:20 リビングバイブル訳)
からし種とは、ごまよりも小さい種です。
そんなちっぽけな信仰があっただけでも、山が動くと言っているのです。
それは、神に山を動かす力があると信じるからです。
問題は、私たちの信仰の大きさではなく、信じる対象の大きさ、 つまり神の偉大さなのです。
信仰の敵は、私たちの信じる力の弱さではなく、疑いです。
神に委ねないで、自分の力で頑張る姿は、「神は本当にできるのだろうか?」と疑うことです。
論理的には「いや、俺がやった方が、神よりもうまくいくに違いない」と言っているのと同じです。
例えば、大谷翔平選手が草野球チーム相手に投げているのに、
「大谷選手は打たれるに違いない」と疑う人はいるでしょうか?
しかし、論理的に考えれば、大谷選手の160kmのストレートを素人の草野球チームが打てるわけありません。
仮に点が入ったとしても、次の回で大谷選手がホームランを打つ確率がもっと高いのです。
私たちの人生には、大谷選手よりも、偉大な神様がついているのです。
今、人生のどのような問題に悩んでいるでしょうか?
自分も、誰も解決できないような、泥沼にいても、私たちには死を打ち破ったイエス様がおられます。
疑わずに、委ねましょう。
【参考文献】回復への道 (リック ウォレン)2005/9/1