生産性を上げるために、仕事の「無駄を排除せよ」という言葉をよく聞きます。
確かにそれは重要ですが、一見無駄と思えることに意味があることがあります。
聖書は、神様の手にかかればすべてのマイナスもプラスになると言っています。
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。
聖書(ローマ 8:28)
「すべてのこと」とは文脈から、「この世で経験する苦難(18節)」のことです。
この世で経験するマイナスと思える経験も、神様は将来プラスに変えてくださるのです。
ただし、ここに条件が書かれています。
「神のご計画にしたがって召された人たちのためには」
これはどういう意味でしょうか?
これは、「イエス様を神と信じた人は」ということです。
どんなに、無駄を排除し、生産性をあげて事業で成功しても、私たちの人生には必ず終わりが来ます。
逆に、無駄だらけで絶望的に生きていても、その出来事を通して、頼ることのできる神様に気づけるなら、意味があります。
神の存在を認めるなら、この世の出来事が、死後の世界と結びついていることがわかるようになります。
もし、無駄を排除して成功を目指しているなら、そのさきに何が待っているのか考える必要があります。
また、もし自分は無駄なことばかりだったと思っているなら、それらのことをプラスに変えることのできる神様に目を向ける時です。
今日の祈り
神様、私たちにとってプラスになるように導いてくださることを信じます。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。