裏切られたり、傷付いたり、人間関係に疲れると、私たちはひとりを好むようになります。
金メダリストのようなトップアスリートは気持ちの切り替えが上手です。
失敗した後は、ネガティブな思いになりやすく、そのままでは結果に影響することを知っているからです。
聖書は、喜びスイッチをONにしなさいと言っています。
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。
聖書(1テサロニケ5:16-18)
人間の脳は「喜び」と「怒り」など矛盾した感情は両立できないという性質を持っています。
つまり、ネガティブな思いは、ポジティブな思いに意識的に変換しない限り、私たちを支配し続けるということです。
しかも、困ったことに、ネガティブな思いは、私たちの行動や結果に悪い影響を及ぼします。
高校の部活でなされた調査によると、
能力が発揮できて結果が出ている時は
「気持ちが乗っている」「落ち着いてる」と感じ、
能力が発揮できていない時は
「やる気が起きない」「気持ちが暗い」
と感じていたそうです。
驚いたことに、「熱があって身体の具合が悪いのに、逆に気持ちが入って良い結果になった」「アクシデントで急遽出番が回ってきたけど、逆に燃えて良い結果がでた」
ということもあったそうです。
だからこそ、聖書は「いつも喜んでいなさい」と命令しているのです。
これは、命令形です。
意識して喜びスイッチをONにしなさいという意味です。
しかし、人間の力で無理やりポジティブになろうとしても、できないことも多いです。
だからこそ、「祈り」と「感謝」によって、スイッチをONにするのです。
すぐに落ち込みやすい人は、聖書の言葉を実践しましょう。
「いつも喜ぶ、いつも祈り、すべてのことにおいて感謝する」
そうすれば、思いが変わり、行動が変わります。
今日の祈り
神様、私は自分のネガティブな感情や状況に影響されやすいです。いつも喜べるように助けてください。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。