「ドリームキラー」という言葉をご存じでしょうか?
ドリームキラーとは、直訳すれば「夢を殺す人」で、否定的な言葉によって、誰かの夢や目標を壊そうとする人たちです。
「転職なんてやめといたほうがいいんじゃないの?」
「起業なんて無理に決まってるって!」
聖書には、神のビジョンさえも否定するドリームキラーが出てきます。
30 そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」
聖書(民数記 13:30-31)
31 しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。「あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。」
イスラエルが荒野をさまよっていた頃、神様は、モーセというリーダーを率いて、約束のカナンの地に偵察隊を送り込みます。
しかし、その場所にはすでに原住民がおり、戦いが必要でした。
モーセは、12人の偵察隊を送り込みましたが、反応が真っ二つに分かれました。
10人は、「強い敵がいるので、絶対に無理だ」
2人は、「神が約束されたので、絶対に大丈夫だ」
この10人は、ドリームキラーです。
たちが悪いのが、彼らが否定したドリームは、私たちの夢とか、転職とかではなく、神のビジョンであるということです。
結果、神様の約束の通り、イスラエルの民は、カナンの地に住むことになります。
人数に注目してください。10人、全体の80%です。
つまり、私たちこそ、この10人になりやすいということです。
目の前の状況を見て、
神が言っているのに、
「そんなのできっこないよ」(能力)
「お金がかかりすぎるよ」(コスト)
「どうせ途中であきらめるよ」(モチベーション)
「今さら始めたって遅いよ」(時間)
「そんなことやっても意味がないよ」(価値)
と言ってしまう。
しかし、神様が約束されているなら、これらの言葉はムダです。
神様が、あなたに語っておられる、語った約束はありますか?
あなたのビジョンや野心のことではありません。
もし、心に浮かぶものがあるなら、ヨシュアとカレブのように、ポジティブに反応しましょう。
「あなたが言われるなら、必ずそうなります!」