自己肯定感の高い人って聞くとき、どんなイメージがありますか?
仕事にも恋愛も自信満々のリア充?
私はそういうタイプじゃないからと思いませんか?
実は、自己肯定感や自尊心は英語で、”Self-esteem”と言い、
・楽観的
・失敗を恐れない
・自分を大切にできる
・人と比較しない
など、ポジティブな意味をもちます。
一方、自己肯定感と間違えやすいプライド「pride」は、「傲慢さ」というネガティブな意味を持っています。
聖書は、プライドを捨てて、他人を尊敬しなさいと言っています。
何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。
聖書(ピリピ 2:3)
利己的な思いとは、相手よりも優位に立ちたいというプライドのことです。
虚栄も、偽りの栄光、つまり、これもプライドによるものです。
なぜ、他人よりも優位に立ちたいのでしょうか?
なぜ、本当の自分よりも大きく見せたいのでしょうか?
それは、プライドというのは、劣等感から来るからです。
本当のありのままの自分に自信がないので、他者との比較によって、自分を上だと錯覚させ、自分の心を保つのです。
プライドが高い人には特徴があります。
・自分が好きではない
・悲観的・反抗的
・あきらめやすい
・自己犠牲をしがち
・人と衝突する
・人と比較する
・人目が気になる
・素直ではない
・劣等感・罪悪感が強い
・自信がない
弱い犬ほどよく吠えるではないですが、心の弱さを隠しているだけなのです。
プライドを捨てない限り、人生がとても不安定で、不幸になってしまいます。
では、どうすれば、プライドを捨てることができるのでしょうか?
頑張ってプライドを捨てようと思って、自分の本当の姿を直視してしまえば、もしかすると立ち直れなくなるくらい落ち込んでしまうかもしれません。
必要なのは、前回の動画のポイントであった、神からの無条件の愛による承認を体験することです。
神の愛により、自分で自分を認めることができて初めて、聖書にある「へりくだって、人を自分よりすぐれた者と思うことができるようになるのです」