「朝をどう過ごすかで、一日が決まる」とは医学的にも正しいようです。
朝、時間に追われて過ごすと、副交感神経が一気に低下し、一日中、興奮・緊張状態が続くそうです。
結果、注意散漫になり、イライラして判断力も鈍ります。
聖書は、「朝は静かにお祈りをする」ことが、最も大切であると言っています。
さて、イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。
聖書(マルコ 1:35)
今から2000年前のイスラエル。
抜群のカリスマをもったイエス様には、朝早くから常に何千もの群衆が押しかけて、ついてきました。
「イエス様!私の悩みを聞いて下さい」
「イエス様!うちに来て息子の病気を癒してください」
イエス様は、すぐに人々の必要を満たしていました。
しかし、そんな超多忙なイエス様が最も大切にしていたことは、わざと人が起きていない早朝に起きて、人のいない寂しいところに出て行き、そこでする祈りです。
なぜでしょうか?
それは、「最も大切な神様に思いを向ける」ためです。
「人生の優先順位は、自分の夢でもなく、他人の要求でもない。神様、あなたです」
神様の前で自分の「優先順位」と「魂のバランス」をチューニングするのです。
忙しくて祈る暇もない?
そんな時にこそ、明日から祈ってみませんか?
祈り方は決まっているわけではありません。
大切なのは神様に思いを向けることです。
今日の祈り
神様、今日一日、私がすべきことを教えてください。そして、今日一日生きる力を祈りの中で与えてください。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。