聖書は、全ての指導者のために祈りなさいと言っています。パウロを投獄した悪いローマ皇帝のためにもです。
なぜ、聖書は、指導者、すなわち国のリーダーのために祈りなさいと言っているのでしょうか?
三つの理由が書かれています。
①指導者を通して、私たちが安心して暮らすため
それは、私たちがいつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るためです。
聖書(1テモテ 2:2)
北朝鮮は、世界で一番キリスト教に対する迫害が厳しい国という調査があります。
そのような国の指導者のもとでは、信者たちは投獄され、安心して暮らすことはできません。
②指導者のために祈ることを、神様が喜ばれるから
そのような祈りは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることです。
聖書(1テモテ 2:3)
神様が喜ばれるから、やるのです。
③指導者が救われるため
神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。
聖書(1テモテ 2:4)
自分を投獄した指導者のために祈ったパウロは、結局そのローマ皇帝ネロのもとで殺されたようです。
「なんだよ、結局祈っても無駄なんじゃん」
そう思ったかもしれません。
しかし、パウロの祈りは、250年後に実を結ぶのです。
あれだけキリスト教を迫害していたローマ帝国は、AD313年にキリスト教を認めます。
380年にはキリスト教はローマ帝国の国教となりました。
指導者の影響力は大きく、キリスト教信者は世界の1/3、24億人いると言われています。
日本の指導者のために祈りましょう。
神様は聞いておられます。
今日の祈り
主よ、日本や迫害の激しい国々の指導者たちが神様と人を愛する政治ができますように。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。