みなさんは、働くために休んでいますか?
それとも、休むために働いていますか?
私は銀行員だった頃、日曜の夜は、次の日から働くためにエネルギーを蓄えることに集中。
「働くために休まなきゃ」という考えが強かったように思います。
聖書は、「自分のために休みなさい」と言っています。
そして言われた。「安息日は人のために設けられたのです。人が安息日のために造られたのではありません。
聖書(マルコ 2:27)
安息日とは、簡単にいうと「週に一度、仕事をしないで休みなさい」という旧約聖書の命令です。
イエス様の弟子たちは、安息日に麦畑で穂をつみました。
ユダヤ教の指導者たちは「これは収穫という労働に当たる!(聖書の)律法に反することだ!」と指摘しました。
しかし、イエス様は、彼らの宗教的な姿勢を見抜きました。
「安息日を守るか守らないかでお互い裁き合い、それに縛られるのは違うんじゃない?」
「命令を守るために休む」ことを周りの人に強制していたからです。
「安息日を守る」というモーセの律法が与えられる前、イスラエルの民は奴隷としてエジプトにいました。
奴隷は休みなんてありません。
しかし、神様は、「あなたたちは仕事の奴隷として作られたのではないよ。私の息子娘だよ」と安息日を通して語っておられるのです。
なので、大切なことは、私たちを気遣い「休みなさい」と言っていくれる神様に感謝して、ゆっくり休むことです。
今日の祈り
神様、あなたが私を大事にしてくれるように、私も自分を大事にします。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。