産業医の武神健之さんはストレスに弱い人には「人間関係における特徴が3つある」と言っています。
今日取り上げるのは、1つ目「何でも話せる相手がいない」という特徴です。
聖書は、神様に相談するならどんなストレスもなくなると言っています。
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
聖書(ピリピ4:6)
「思い煩い」とは、日常の心配からくるストレスです。
この手紙はパウロがピリピにある教会に書いたものです。
ピリピの教会は、人間関係が最悪な状況でした。
パウロは実際に自分が出向いて言って問題を解決することではなく、「祈りなさい」とアドバイスしました。
なぜなら、彼は神こそが、全ての問題を完璧に解決できることを信じていたからです。
厚生労働省の調査によると、働く人の50%以上が強いストレスを感じているそうです。
そのうちの約80%は、上司や同僚、友人や家族に相談してストレスの解消、少なくとも気が楽になるという効果を感じているようです。
人に相談するだけでも大きな効果があります。
しかし、神様に相談するなら、気が楽になるというフワフワしたものではなく、
すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
聖書(ピリピ4:7)
という本当の平安、つまり心のストレスが吹っ飛ぶという体験をすることができるのです。
また、もし人だけに頼ると、転職や異動、配置転換などで気軽に相談する相手がいなくなってしまったとたん、それまでストレスに対処できていた人が、急にストレスに弱い人になってしまうことすらあります。
もし、今、ストレスを感じているなら、ぜひ一度、神様に全部を吐き出して相談されることをお勧めします。
それが「祈り」です。
今日の祈り
神様、今、人間関係でストレスを感じています。心に平安を与えてください。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。