産業医の武神健之さんによるストレスに弱い人の特徴の3つ目は、「怒りっぽい」人です。
「怒りっぽい」人は、自律神経が乱れっぱなしになるので集中力が切れストレスに弱いのです。
聖書は、人の失敗をすぐに赦すなら、イライラしなくなると言っています。
人に賢明さがあれば、怒りを遅くする。その人の栄誉は、背きを見過ごすことにある。
聖書(箴言19:11)
怒りたくなる状況を防ぐことはできませんが、怒りを遅くすることはできます。
聖書は、その人を賢い人といいます。
怒れば、自分の心と体に悪影響を与え、結局損するのは自分自身だからです。
元アメリカ大統領トーマス・ジェファーソンは「腹が立ったときには、口を開くまでに10まで数えよ。非常に腹が立ったときには100まで数えよ」という格言を残しています。
有名な政治家は怒りの感情のピークは6秒間と言う最近の研究を体験的に知っていたようです。
でも、腹立つ時って、そんなに冷静になれないのも事実ですよね?
そのときのコツは、聖書のいう「背きを見過ごすこと」です。
我慢するよりも、もっと簡単なことは、最初から相手を赦すことです。
最初から戦わないことです。
この赦しの根底にあるのは、私たちの誰もが神様に赦されていると言う事実です。
もし、完璧な神様が怒りっぽいなら、私たちはいつも怒られっぱなしでしょう。
自分自身、神様の前では不完全なので、周りの人の失敗を受け流せる広い心が与えられるよう神様に祈りましょう。
今日の祈り
神様、イライラしてストレスを感じることが多いです。もっと、他の人の失敗を流せる広い心を与えてください。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。