ある新聞の70代の男性の読者が、「妻は夫に従うべきだ」と投稿して、炎上しました。
現代では受け入れることが難しい言葉ですが、聖書はそのように教えています。
なぜ、聖書は夫に従いなさいと言っているのでしょうか?
「妻の無言のふるまいが夫を変える」からです
同じように、妻たちよ、自分の夫に従いなさい。たとえ、みことばに従わない夫であっても、妻の無言のふるまいによって神のものとされるためです。
聖書(1ペテロ3:1)
当時のイスラエル社会では、妻は夫に依存する存在であり、法的には奴隷と変わらないほど地位は低いものでした。
なので、夫が要求することは今以上に酷かった可能性があります。
それでも、夫に従いなさい。
しかも、「みことばに従わない」つまり、未信者の夫のいうことも従いなさいというのはかなりショッキングな教えです。
もちろん、夫が神を呪えとか、明らかな悪や罪ならば、夫の上にいる神に従うべきです。
ここで言いたいことは、キリストを信じる妻が、キリストに従うような自発的で愛に根ざした心で、夫に従うならば、夫に大きなインパクトを与えると言っているのです。
夫は、あなたがたの、神を恐れる純粋な生き方を目にするのです。
聖書(1ペテロ3:2)
人間の力でできないこと、喜べないことでも、妻が聖書に従って、こんな自分を信じ従ってくれている。
「妻をこのように変えるこの神は本物だ」と感じるというのです。
夫のあり得ない行動や態度にぶちぎれたくなることがあると思います。
しかし、夫は、ちゃんと見ています。
それでも、愛し、信じて、自分ために祈っている姿。
いつか、夫が悔い改めて、妻の模範のように、自分も家庭のリーダーとして神を恐れ従うようになれば、家庭は変わっていきます。
そして、家庭がかわり、会社がかわり、社会が変わっていくのです。
夫の態度に言葉で言いたくなる時にこそ、無言のふるまいによって、神を証しましょう。