「遺伝子治療の父」と言われるほど、世界的に有名な遺伝学者であるウィリアム・アンダーソンは、2006年7月に児童虐待で逮捕されました。
アンダーソンの弁護士はこう言ったそうです。
「176のIQを持っているからといって、適切な判断力を持っているということではない」
聖書は、神を恐れることが最も賢い人だと言っています。
主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む。
聖書(箴言 1:7)
主を恐れるとは、具体的にどういう意味でしょうか?
ここでいう恐れとは、怖がるという意味ではありません。
尊敬する。自分より賢い存在だということを認め、敬うという意味です。
逆を言えば、自分の愚かさや弱さを認め、神様よりも下にいることです。
一方、聖書は、「愚かな人は神の知恵と訓戒をさげすむ」と言っています。
自分ではそんなつもりがなくても、気づかないうちに神様をも見下してしまう愚かさが人間にはあるからです。
私たちには、特に人間関係において知恵が必要です。
僕は、いらないことを言って関係を悪くしたり、コミュニケーションが上手くいかずに落ち込んだりすることが結構あります。
「俺って馬鹿だな」「もっと、賢ければなあ」
みなさんはどうですか?
今日、聖書に、あるように神の前で自分の愚かさを認め、神を恐れることを実行してみたいと思います。
水が上から下に流れるように、謙遜な知恵や賢さは神から流れて来ます。
この箴言という書を書いたのは、当時世界でもっとも賢かったイスラエルのソロモン王が、神を恐れることが賢い人だと行っているのです。
彼の賢さは神から来たのです。
今日の祈り
神様、神を恐れる生活ができますように。そして、神の知恵を生活で実感できますように。 イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。